本日は大学行事のスポーツDAY でした。私は学生生活支援委員の学友会体育局担当という分掌を担当しており、メイン担当行事でした。といっても学生が頑張っていただけで、私は大したことはしてないですが。
予定より少なかったのですが、数百の学生たちが参加しました。盛会でした。輝く汗とほとばしる歓声。青春だなぁと思います。命が輝くこのような機会を自分たちで作り、やり遂げた体育局の学生と協力学生。心から「よくやった!」の言葉をかけたいと思います。
さて、スポーツDAY 終了後、電車に飛び乗って、ただいま東京に向かっております。早稲田で開催中の全国地方教育史学会に出席するためです。明日は午前中に発表です。
発表題目は、「1900年代鳥取県教育会における小学校教員批判ー教育研究態度の改良に向けて」です。副題は後付け。鳥取県史編纂の仕事の副産物です。資料集を作る時間はありませんでした。
1900年代(明治30年代)に教員の教育研究が盛んになったことは先行研究であきらかですが、なぜこの時期だったのかははっきりしていません。この辺りの問いにある程度答えられた気がします。また、この頃には子ども中心教育や地域に応じた教育が追究され始めましたが(そして大正新教育へ)、教員の教育研究のなかで子どもに対する配慮が生じる契機についても触れることができたように思います(こっちはまだ勇み足ですが)。
思っていた以上に面白くなりました。
全国地方教育史学会@早稲田大学のシンポジウムで、お目にかかった曽野洋です。
私の拙い問題提起に、おつきあいいただき、ありがとうございました。「教育史研究の今日的意義」を、ひきつづき意識しながら研究模索します。
これからも、よろしく、お願いします。
ご発表は、教育史研究を何とか再生したい、という熱い思いがこもっておりました。現代社会にとっての意義を考えるのを止めたとき、研究の存在価値は社会から無視されるようになると思います。現代的課題を持ちながら事実を歪曲化しないことは難しいことですが、今を生きるわれわれはこれをやっていかなければなりません。大変ですが、やりがいのある仕事だと思います。
今後ともお話を伺うのを楽しみにしております。