教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

なんだかピシッとしない一日

2006年02月01日 19時38分43秒 | Weblog
 うーん、ここのところまともに起きられていません。昼ごろごそごそ起きてくると、社会に対する背信行為のような気がして、良心の呵責にさいなまれます。体重は少しずつですが順調に減っているはずなのですが、今度は風邪ぎみで軽い鼻づまり・ノドの腫れのため、睡眠失敗に陥っているのではないかと。まあ、夜更かしが一番悪いのでしょうが(汗)。
 ということで、今日も昼出勤ならぬ昼登校。ただ、寝起きにボーっとしていると、博士論文の課題意識の部分がひらめき(といっても何日もずーっと考えてきていた結果、ようやくまとまりそうになったというだけですが)、考えている時間を含めると一時間ぐらい費やしました。登校後は、寝起きにまとめたものをさらに発展させてタイプ打ち。また、何を思ったか教育学図書室書架の地方教育史の棚をゴソゴソとチェックしていました。『島根県近代教育史』に私の関心と近い教育会研究があったので、コピーしようと思ったのですが、途中でコピーカードの度数がなくなってしまう。今日すぐに読むわけではないし、また今度やるかと軽い気持ちで放棄する。
 その後、一個上の先輩が学部四年生の卒論指導をしているのを横目で見ながら、「大日本教育会・帝国教育会の群像」を執筆。今日は大田義弼さんの先々代広島県師範学校長の峰是三郎さん。今日も写真付き。国会図書館に『峰青嵐遺稿』(大分県師範学校同窓会、1931年)があるそうで、見てみたいなあ~。昭和期の本なのでネット上ではみれないんですよね。ちなみに「峰青嵐」とは峰是三郎の俳人としての号(俳人の号ってなんて言うんでしたっけ?「雅号」でよかったかな?)だそうです。
 思った以上に手間取って、暗くなってしまいました。今日は修士論文から解放されたM2生(昨日提出〆切だった)がほとんど学校に来ておらず、先輩と学部四年生も帰ってしまったので、私も帰ることにしました。帰って、丸山真男・加藤周一『翻訳と日本の近代』(岩波書店、1998年)でも読むか~
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