2015年10月18日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 涙のワンサイデッド・ラヴ / 竹内まりや "ユニヴァーシティー・ストリート" "エクスプレッションズ" '79
2. GET OFF OF MY CLOUD / THE ROLLING STONES '65
3. THE DRIFTER / ROGER NICHOLS & THE SMALL CIRCLE OF FRIENDS '69
4. CLUB SAVOY / ROCKIN' LOUIE & THE MAMMA JAMMERS '80
5. LAY ANOTHER LOG ON THE FIRE / C.L.BLAST "C.L.BLAST" '84
6. I'LL REMEMBER APRIL / 宮里陽太 "COLORS" 10月14日発売
7. YOU'RE NOTHING BUT A GIRL / THE TOKENS "AGAIN" '63
8. マリン・ブルー / マザー・グース '77
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーがはじまり番組は前倒しで収録している。先週は13日(火)が栃木県の宇都宮市文化会館、16日(金)が群馬県のベイシア文化ホールで無事に終了しているはず。明日からはいよいよ泊まりがけがはじまって、まず19日(月)は福島県の會津風雅堂、福島県はいつも郡山だったが今年は会津若松のほうに。21日(水)が山形県の南陽市文化会館で山形も県民会館ではない。「ちょっと今年は毛色を変えていってみよう。知りません、私がそうしたいんじゃないんです。あの、イベンターの人がそういうアレなので。福島と山形に今週は参ります。お客さま、お待ち申し上げております。ツアー、だんだんだんだんエンジンがかかっていってるはずでございます。よろしくお願いします」と達郎さん。
・PERFORMANCE 2015-2016
10月9日の市川市文化会館で初日の幕が開いた。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/
・リクエスト特集
ツアーの前半はバタバタしてるので今週もリクエスト特集。
・涙のワンサイデッド・ラヴ
毎年この季節になると10月の歌にご所望が多くなるとか。まりやさんの1978年のアルバム『UNIVERSITY STREET』から「涙のワンサイデッド・ラヴ」。
・GET OFF OF MY CLOUD
リクエスト特集ではCM開けの一曲目は大体UKビート。ローリング・ストーンズの1965年「GET OFF OF MY CLOUD」、邦題は「一人ぼっちの世界」というよくわからない邦題。「今度ナンセンスな邦題の特集でもやってみましょうかね」と達郎さん。全米、全英ともにNO.1。
・ライヴ本番に体調が悪くなったことは?
リスナーから「ライヴ本番に体調が悪くなったことは?」という質問。
「やってるほうは意外とですね、アドレナリンというものがありまして、少々具合悪くてもステージ出ると治っちゃうんですね。数年前に口内炎ができまして親知らずの後ろでむちゃくちゃ痛いんですよ。で、痛み止めもらってきたんですけれど、ちょっと喉に影響が出るので、どーしょうかなーと考えて、じゃあまぁいいや、本当に痛かったら本番で飲もうと思って、ステージに持って出たんですけれど、ステージに出るとあら不思議全然痛くなくなるんですよね。それはアドレナリンでという感じですね」と達郎さん。
・THE DRIFTER
ロジャー・ニコルス & ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズの「THE DRIFTER」はアルバム未収録で1969年にA&Mレーベルからシングルとしてリリースされた。ロジャー・ニコルスとポール・ウィリアムスの名作でハーパス・ビザールのカヴァーなどがある。「たぶんこれデモ・テープなんですが、ですので音色、それからバランスが変なんですけれども曲のよさには変わりません」と達郎さん。
・悪役キャラ
リスナーから「これまで見てきた中でいちばんの悪役キャラを教えて下さい」というお便り。
悪役といえばプロレスで達郎さんたちの世代だとタイガー・ジェット・シンとアブドラ・ザ・ブッチャー。この双璧に敵う人は誰もいないという。
・CLUB SAVOY
ロッキン・ルイ & ザ・マンマ・ジャマーズというイギリスのジャンプ・ミュージックのレコード「CLUB SAVOY」。いわゆるシェイキン・スティーヴンスのながれで、シェイキン・スティーヴンスのバックでドラムを叩いていた人がロッキン・ルイ。1980年のアルバムに入ってる曲が「CLUB SAVOY」。
・LAY ANOTHER LOG ON THE FIRE
C.L.ブラストはサザン・ソウルのシンガー。1984年のアルバム『C.L.BLAST』から「LAY ANOTHER LOG ON THE FIRE」。レコーディングはマッスル・ショールズのスタジオで行われた。プロデュースはフレデリック・ナイト。間奏の渋いソロはマイケル・ワード。
・サンデー・ソングブックのリクエスト専用ハガキとオリジナル52円切手のセットを10枚
番組1200回を記念して20周年にときに作ったアイテムで、タツローくんのイラストがあしらわれたサンデー・ソングブックのリクエスト専用ハガキとオリジナル52円切手のセットを10枚ずつ100名にプレゼント。1200回記念グッズ・プレゼントとわかるように明記のうえ応募とのこと。10月25日の消印有効。
■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
・チケット一般発売
11月27日の北海道の帯広公演から12月26日の青森公演までのチケットの一般発売が今週末の24日になっている。ツアー・チケットに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/
・I'LL REMEMBER APRIL
ツアーに参加しているサックスの宮里陽太さんのセカンド・アルバムが完成した。先週10月14日(水)発売の『COLORS』。副題は「WITH HORNS & STRINGS」。ストリングス・セクションとホーン・セクションと一緒にレコーディングしたアルバム。前作はニューヨーク・レコーディングだったが今作はロサンジェルスの名門スタジオのユナイテッド・レコード、元のオーシャン・ウェイで録音を行った。前作はコンボだったが今作はスタンダードと彼のオリジナルを加えて全11トラック。この中からアルバムの2曲目「I'LL REMEMBER APRIL」。オリジナルは'40年代の古いスタンダード・ナンバー。ホーンズと一緒に一発録音。今回は前作でバンマスだったキーボードのジョン・ビーズリーがキーボードとホーンのアレンジを全面的に行った。季節感があって春夏秋冬の曲が散りばめられている。イヴァン・リンスの「STEMBRO(Brazilian Wedding Song)」、チック・コリアの「BUD POWELL」やチャーリー・パーカーの「DONNA LEE」、異色なのはディアンジェロの今年出たばかりのアルバムから「ANOTHER LIFE」をカヴァーしている。彼自身のオリジナルでファーストに入っていた「HAPPY TREE」をストリングス・ヴァージョンで再録している。
・YOU'RE NOTHING BUT A GIRL
レコード・コレクターズ誌の「山下達郎が語る1975年のナイアガラ」特集を読んだリスナーから聴いてみたい曲としてリクエスト。トーケンズの1963年の作品「YOU'RE NOTHING BUT A GIRL」。
・通勤カバン
リスナーから「達郎さんの通勤カバンは?」という質問。
達郎さんはバックパックがダメなのでショルダー・バックを袈裟懸けにしてやってるとか。
・マリン・ブルー
達郎さんがプロデュースと編曲を担当したマザー・グースの「マリン・ブルー」。マザー・グースは金沢の女の子三人組でコーラスの綺麗なグループ。もう解散して活動していない。1977年にシングルの「貿易風にさらされて」とカップリングの「マリン・ブルー」を達郎さんがプロデュース。達郎さんが生まれてはじめてプロデュースを手掛けた作品。林立夫さんのドラム、細野晴臣さんのベース、鈴木茂さんとセンチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫さんがギター、坂本龍一さんがピアノで達郎さんがストリングスの譜面を書いてるそうだ。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
10月25日は引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp