Sunday Song Book #1380

2019年03月24日 | Sunday Song Book

2019年03月24日プレイリスト
「竹内まりや『ポートレイト』特集」
1. BABY MINE / 竹内まりや 3月29日公開 "ダンボ" エンドテーマ
2. ラスト・トレイン / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
3. CRYING ALL NIGHT LONG / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
4. 僕の街へ / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
5. 雨に消えたさよなら / 竹内まりや"ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
6. リンダ / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
7. NATALIE / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
8. ウエイトレス / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
9. ポートレイト ~ローレンス・パークの思い出~ / 竹内まりや "ポートレイト" 3月27日リマスター再発 '81
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは桜にも花見にも縁がないので次の曲書きに入ってるそうだ。この間書いていた曲は来週あたりからCMでながれるという。来週の番組の中で詳しいことを話すとか。

・SPECIAL ACOUSTIC LIVE 2019
先週3月16日(土)、17日(日)に北海道小樽GOLDSTONEにて、達郎さん、難波弘之さん、伊藤広規さんのトリオによるアコースティック・ライヴを行った。アコースティック・ライヴはこれで一段落して次は本チャンのツアーが6月からはじまるそうだ。「ので、それまでお待ちください(笑)。また、よろしくお願いします」と達郎さん。

・竹内まりや『ポートレイト』特集
キングトーンズの特集は一週間で代表曲をかけて内田正人さんの追悼をするつもりだったが、資料を集めたり、いろいろメディアに掲載されてる記事を見ていると深みにはまって、「グッドナイト・ベイビー」のヒットが大きかったのかもしれないが、キングトーンズの評価に誤解とか錯誤が多いので、もう少し深く掘り下げて、ちゃんとしたキングトーンズのヒストリーを追ったものにするつもりだという。まだ資料が完全にそろってないので来週から特集する予定にしたとか。来週3月31日と再来週4月7日の年度越え二週間使って放送する。
まりやさんのRCAのカタログが昨年から毎月一枚というスケジュールでデジタル・リマスター盤が発売されている。今週3月27日にはまりやさんの5枚目のアルバムの『PORTRAIT』の発売日で5ヶ月連続のリリース。今回の『PORTRAIT』は1981年の作品で達郎さんが全面的に関わってることから特集することにしたとか。

・BABY MINE
ディズニー映画の『ダンボ』がティム・バートン監督により実写で映画化され3月29日に公開される。このディズニー映画『ダンボ』の日本版のエンド・タイトル「BABY MINE」を竹内まりやさんが担当している。アニメ版の『ダンボ』は1941年の公開で、その中でいちばん有名な劇中歌が「BABY MINE」。竹内まりやさんはエンド・タイトルを歌うにあたって自身で歌詞の翻訳監修を行った新しい詞で披露している。スウェーデンのアンデーシュ・ダンビックという若い作曲・編曲家のオケに達郎さんがコーラスを付けて作っているという。サントラの発売は4月5日でまだだが「BABY MINE」は現在先行配信中。

・竹内まりやRCA時代のリマスター盤
まりやさんのRCAのカタログが昨年から毎月一枚というスケジュールでデジタル・リマスター盤が発売されている。11月21日にデビュー・アルバム『BEGINNING』、12月26日にセカンド・アルバム『UNIVERSITY STREET』、1月23日はサード・アルバム『LOVE SONGS』、2月27日はフォース・アルバム『MISS M』が発売。今月3月27日はフィフス・アルバムの『PORTRAIT』と5ヶ月連続のリリース。今回の『PORTRAIT』はボーナス・トラックが6曲。1981年の作品で達郎さんが全面的に関わってる。この『PORTRAIT』は次の休業明けの『VARIETY』(1984年)と対になる作品で、内容的にもそういうテイストだとか。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・ラスト・トレイン
『PORTRAIT』の1曲目「ラスト・トレイン」は作詞が大貫妙子さん、作曲・編曲は達郎さん。ギターのイントロは達郎さんで間奏は松浦善博さん。青山純さんのドラム、伊藤広規さんのベース、キーボードは中西康晴さん。『VARIETY』に入ってる「アンフィシアターの夜」と全く同じメンバー。

・CRYING ALL NIGHT LONG
アルバムの2曲目「CRYING ALL NIGHT LONG」は作詞はまりやさん、作曲は伊藤銀次さん。アレンジも伊藤銀次さんでデュエットをやっている。ふたりともブリティッシュ・ロックが好きなのでピーター&ゴードンのような感じになっている。ドラムスは上原裕さん、伊藤広規さんのベース、ギターは村松邦男さん。

・GUITAR MAGAZINE
今月のGUITAR MAGAZINEは「シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手達。」
「僕も取り上げられていただいてますけれども村松くんのシュガーベイブに対する曲の解説がとってもおもしろいです。ぜひご一読ください。シュガーベイブの『SONGS』の全曲解説を村松くんがやっております。とってもおもしろい。ぜひご覧いただければと思います」と達郎さん。
https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3118111012/

・僕の街へ
達郎さんが『PORTRAIT』のベスト・トラックだと思っているのが5曲目の「僕の街へ」。作詞はまりやさん、作曲は林哲司さん。休業直前でこの頃の心情が出ている。

・雨に消えたさよなら
A面最後の「雨に消えたさよなら」は大貫妙子さんの作詞作曲でバカラック調のナンバー。アレンジは'60年代のポップスに造詣の深い乾祐樹さん。達郎さんもストリングス・アレンジで乾さんには「YOUR EYES」とかフランク永井さんに書いた曲とかでずいぶんお世話になったそうだ。残念ながら(2003年に)亡くなったという。この曲もドラムスは上原裕さん、伊藤広規さんのベース、ギターは村松邦男さん。サックスは土岐英史さんで、「まだ若いので、ちょっとエッジが立った奏法」と達郎さん。

・リンダ
B面の1曲目はアン・ルイスさんに書き下ろした曲のセルフ・カバーで「リンダ」。のちのアルバム『IMPRESSIONS』では契約上の問題で使えなかったのでリテイクしているそうだ。甲乙つけがたいそうだが達郎さんは一日の長でこっちのほうが好きだという。達郎さんとドラムの野口明彦さんと伊藤広規さんの三人で演奏している。達郎さんもまだ28歳の頃だったので裏声がよく出ている。今はもうこんなに出ないとか。

・竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜
竹内まりやさんはNHK総合で3月26日(火)によるの10時から10時40分、11年ぶりにテレビ出演する。「竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜」と題してライヴ映像、昔、NHKに出演したデビュー当時の歌唱映像などレア映像、「BABY MINE」のときにスウェーデンに行ったときの最新映像を交えてデビュー40年の音楽人生に迫る。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・NATALIE
『PORTRAIT』からは2枚のシングルが切られていて、一枚は松本隆さん作詞、林哲司さん作曲の「イチゴの誘惑」で、もう一枚が本人の作詞作曲で久しぶりにセンチメンタル・シティ・ロマンスとコラボした「NATALIE」。CMで当時よくながれたそうだ。

・ウエイトレス
達郎さんは『PORTRAIT』に2曲書き下ろしていて、そのうちの一曲は「ラスト・トレイン」。もう一曲は「ウエイトレス」でトロピカル・ムードの曲。

このあと2年休業してムーンに移籍して『VARIETY』になる。

・ポートレイト ~ローレンス・パークの思い出~
B面最後の「ポートレイト ~ローレンス・パークの思い出~」は留学時代の小さな公園のことを歌っている。作曲は安部恭弘さん。


■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年03月31日は、「内田正人追悼 ザ・キング・トーンズ特集 Part 1」
http://www.tatsuro.co.jp
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