2019年09月01日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. SUMMER VACATION / 村田和人&竹内まりや "MY CREW" '84
2. DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '80
3. カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発 / 竹内まりや WITH BOX "ターンテーブル" 09月04日発売 '81
4. MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE) / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '86
5. (I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '87
6. COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '94
7. CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋 / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '14
8. FOR YOUR LOVE / 竹内まりや DUET WITH 山下達郎 "ターンテーブル" 09月04日発売 '14
【TURNTABLE / 竹内まりや Disc 3】
≪カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発≫
01. NO REPLY
02. DEVIL IN HER HEART
03. DRIVE MY CAR
04. NOWHERE MAN
05. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
06. YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL
07. THE NIGHT BEFORE
08. ONE AFTER 909
09. IF I FELL
10. YOUR MOTHER SHOULD KNOW
11. THIS BOY
12. TELL ME WHY
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。8月24日(土)、25日(日)の大阪フェスティバルホール、30日(金)、31日(土)の神戸国際会館はうまくいってるはずとのこと。今週は9月3日(火)が本来ツアー初日だった市川市文化会館の振り替え。6日(金)、7日(土)がNHKホール。関西エリアのツアーが終わって、また東京周辺に戻ってきた。「初日目当てのみなさま、お待たせしました。かなりまとまってまいりましたので、がっかりするかもしれません(笑)。何を言ってんだ。あははは」と達郎さん。
・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)
今年は竹内まりやさんがデビュー40周年なので、3週に渡って「納涼夫婦放談」。40周年記念アルバム『TURNTABLE』全62曲を先々週から特集している。今週は『TURNTABLE』のDISC3。DISC3はまりやさんの好きな曲。洋楽のカヴァーがずらりと並ぶ。もともとはサンデー・ソングブックでレーザー・カラオケを使用していたが、いくらなんでも音質が悪いので、だったら録ろうということになり、いろいろなバンドを呼んだり、仲間と一緒にセッションをした音源。納涼夫婦放談や年忘れ夫婦放談で披露したけれどほとんど初CD化。25曲収録しているが22曲が初CD。
・SUMMER VACATION
夏のおわりなので故村田和人さんとまりやさんのデュエットで「SUMMER VACATION」。
・DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE
『TURNTABLE』のDISC3はすべて洋楽のカヴァー。クリスタル・ゲイルの1977年の「DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE」をカヴァー。8月17日にオンエアされたミュージック・フェアで、まりやさんはこの曲を歌ったが、佐橋佳幸さんにバンマスを頼み、ドラムは島村英二さん、ベースは高水"大仏"健司さん、あとは達郎バンドの佐橋佳幸さん、柴田俊文さん、難波弘之さん、三谷泰弘さん、ハルナさん、ENAさんというメンツ。「緊張しました」とまりやさん。
・カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発
『TURNTABLE』のDISC3は『LONGTIME FAVOURITES』のいわば延長戦。『LONGTIME FAVOURITES』ではやれなかったバンドもの、ビートルズ、イーグルス、ザ・バンドを全部入れたそうだ。25曲収録だがそのうちの半分12曲がビートルズのカヴァー。ビートルズはキーが高いのでまりやさんのようなアルトの人はキーが丁度いいのだという。すべてオリジナル・キーでまりやさんは歌ってるとか。一緒にやっているのが杉真理さん率いるBOX。今回はマスター・エディットでオンエア。
・MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE)
ウエスト・コーストのシルヴァーというバンドのカヴァーで「MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE)」。まりやさんはこの曲をステージでもやりたくて弾き語りでやっていたという。今回は難波弘之さんがキーボードを担当している。ミュージシャンはつらい職業だ、悲しみや痛みを内にこもらせていると歌われる悲しい歌。曲を書いたブレント・ミッドランドは30代で若くして亡くなっている。「みんな身につまされるんですよ、この歌」と達郎さん。1976年の曲で時代はディスコが隆盛を極め、それまでのシンガー・ソングライターが淘汰されてゆく空気感が出ているとか。
・(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS
『TURNTABLE』のDISC3で重要な位置を占めているのが、今は亡き松木恒秀さん。これが最後のレコーディングになったそうだ。今回、What is HIP?のメンバーとともにレコーディングした4曲を収録。公式でも最後のレコーディング(遺作)になった「(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS」。この曲では松木恒秀さんが多重録音でコーラスもしているが、「後で達郎にかぶせてもらっといてね」と言っていたとか。達郎さんはベースのパートを付けたという。「(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS」は1945年に書かれた曲で、翌年の1946年にナット・キング・コールがヒットさせ、NO.1を6週続けた。達郎さんの世代はサム・クックのヴァージョンで、松木恒秀さんはエラ・フィッツジェラルドのヴァージョンで知っていたそうだ。村上"PONTA"秀一さん、高水"大仏"健司さん、野力奏一さん、松木恒秀さんのフォー・リズム。
・『TURNTABLE』発売記念プレゼント
今回、漫画家のヤマザキマリさんにまりやちゃんキャラクターを書いてもらって、『TURNTABLE』の初回限定盤にイラスト入りのブックレットとして封入されるが、そのイラスト付きのトートバッグを20名にプレゼント。もうひとつは『TURNTABLE』のロゴが入ったリユースボトルを20名。合計40名の方にプレゼント。
■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
・竹内まりや40周年記念グッズ
エコ・バッグ、レコード・コースターをオフィシャル・サイトにて販売。また受注生産で「まりやちゃんかるた」。漫画家のヤマザキマリさんにまりやちゃんキャラクターを書いてもらった読み札に、まりやさん自身がそれを読んだCD付き。竹内まりや40周年記念アルバム『TURNTABLE』の発売日9月4日になったら、竹内まりやオフィシャル・サイトにアップする予定。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『TURNTABLE』の初回プレスに参加のための応募券が封入されているそうだ。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜
今年、竹内まりやさんがNHK総合で3月26日、11年ぶりにテレビ出演した「竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜」の再放送&拡張完全版の放送が決定した。BSプレミアで9月7日(土)、21時から22時30分。前回40分のオンエアが90分と大幅にボリュームアップ。これまで未公開だった「シングル・アゲイン」や「告白」のライヴ映像が初公開される。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・追加公演
達郎さんが風邪を引いたため7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演が中止になった。中野サンプラザとメンバーのスケジュールを検討したが合う日がなく、これまでいろいろとやってきたが、11月11日(月)、12日(火)に東京のLINE CUBE SHIBUYA、新装オープンした渋谷公会堂二日間が取れたそうだ。ところが渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。メンバーのスケジュールとホールのスケジュールが合致したのはこの二日間だけ。追加公演というかたちで確保したとか。チケットの発売は9月の下旬。
・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。こちらもチケットの発売は9月の下旬。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて
フランワーズ・アルディの「COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて」のカヴァー。1968年の作品で歌詞はセルジュ・ゲンズブール。アレンジは牧戸太郎さんでほぼ完コピだとか。
・CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋
1970年のレイモンド・ラヴロック主演の映画『ガラスの部屋』の主題歌「CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋」のカヴァー。「ヒロシです」でお馴染みのカンツォーネをヤマザキマリさんの発音指導で歌ったそうだ。まりやさんは映画『ガラスの部屋』を観に行ったというが全然面白くなく、主題歌だけが印象に残っているという。
・FOR YOUR LOVE
『TURNTABLE』のDISC3はこの他にもディズニー映画『ダンボ』の「BABY MINE」のイングリッシュ・ヴァージョンや、ジャズがいろいろ入っていて「FLY ME TOO THE MOON」や「SCOTCH AND SODA」、「CRY ME A RIVER」、あとザ・バンドの「OUT OF THE BLUE」、「TEQUILA SUNRISE」、「 SOUTHBOUND TRAIN」と五目味。
最後は達郎さんとまりやさんのデュエットで「FOR YOUR LOVE」。10年以上前に一発録りしたという。「FOR YOUR LOVE」はエド・タウンゼントという作曲家が1958年にトップテン入りさせた曲を、1967年に男女デュオのピーチズ&ハーブが取り上げて全米20位。ピーチズ&ハーブは1980年代に「REUNITED」という曲をヒットさせたが、そのときと女の人が違うそうだ。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月08日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp