2019年09月08日プレイリスト「リクエスト特集」
1. セルフカヴァー・マスターエディット・10連発 / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '81
2. DANCE WITH ME / THE PERSUASIONS "WE STILL AIN'T GOT NO BAND" '73
3. IT'S AS EASY AS 1-2-3 / JILL GIBSON '64
4. SHA LA LA / MANFRED MANN '64
5. FRESH AIR / QUICKSILVER MESSENGER SERVICE '70
6. LOVE THEME FROM "SUNFLOWER" / HENRY MANCINI '70
7. KEEP IT COMING / LEOLA JILES '67
8. MELODY FAIR / THE BEE GEES '69
9. さよなら夏の日 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '82
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒しで収録しているそうだ。8月25日(日)の大阪フェスティバルホール公演が終わったところで、FM OH!のスタジオにて収録とのこと。一昨年も大阪で収録したことがあったとか。8月30日(金)、31日(土)の神戸国際会館、9月3日(火)は本来ツアー初日だった市川市文化会館の振り替え公演、6日(金)、7日(土)はNHKホール。以上この間の5本はうまくいってるはずとのこと。今週は9月11日(水)が愛媛の松山市民会館。ツアーは神戸で折り返しになった。
・追加公演
達郎さんが風邪を引いたため7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演が中止になった。中野サンプラザとメンバーのスケジュールを検討したが合う日がなく、これまでいろいろとやってきたが、11月11日(月)、12日(火)に東京のLINE CUBE SHIBUYA、新装オープンした渋谷公会堂二日間が取れたそうだ。ところが渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。メンバーのスケジュールとホールのスケジュールが合致したのはこの二日間だけ。追加公演というかたちで確保したとか。チケットの発売は9月の下旬。
・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。こちらもチケットの発売は9月の下旬。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・セルフカヴァー・マスターエディット・10連発
3週間かけて竹内まりやさんをゲストに迎えての納涼夫婦放談は先週9月4日発売の『TURNTABLE』を中心にしたプログラムだった。発売されたばかりなので後追いプロモーション。竹内まりや40周年記念アルバム『TURNTABLE』は全62曲収録。全曲紹介しきれなかったのでマスターエディットというメドレー形式で、達郎さんがエディットしたやつをオンエアした。DISC1、DISC2、DISC3、それぞれのマスターエディットはネットで公開中。今日はその中からDISC2。竹内まりやさんがいろいろな人に提供した楽曲のセルフ・カヴァー。セルフカヴァー・マスターエディット・10連発。
・DANCE WITH ME
今週はリクエスト特集。その前に、アメリカの'70年代以降でアカペラ・グループとして最も有名なグループのひとつ、ザ・パースエイジョンズ。グループのリーダーでリード・ヴォーカルのジェリー・ローソンが7月10日に亡くなった。ギラン・バレー症候群だった。享年75歳。「このグループがなかったら私もアカペラ本当にやったかどうかわからないです」と達郎さん。20枚以上アルバムを残したが、今日はその中からまだCDになってない1973年の『WE STILL AIN'T GOT NO BAND』からドリフターズの1959年のヒット曲のカヴァー「DANCE WITH ME」。
・IT'S AS EASY AS 1-2-3
サーフィン・ホットロッド系のリクエスト。ジル・ギブソンはジャン&ディーンのジャン・ベリーのガールフレンド。作曲能力が優れていて、後にママス&パパスのメンバーになった。ジル・ギブソンのソロ名義のシングルで1964年の「IT'S AS EASY AS 1-2-3」。
・SHA LA LA
マンフレッド・マンはイギリスの5人組。初代ヴォーカル、ポール・ジョーンズ時代の大ヒット。1964年、全英3位、全米12位の「SHA LA LA」。シュレルズとの競作シングル。
・FRESH AIR
クイック・シルバー・メッセンジャー・サービスの1970年のアルバム『JUST FOR LOVE』からのシングル・カットで全米49位の「FRESH AIR」。
・LOVE THEME FROM "SUNFLOWER"
二十代のリスナーから「ひまわりがモチーフになってる達郎さんが好きな曲」というリクエスト。1970年のヴィットリオ・デ・シーカ監督の映画『ひまわり』の主題歌でヘンリー・マンシーニ・オーケストラの「LOVE THEME FROM "SUNFLOWER"」。
・今後の予定
来週は久しぶりに「棚からひとつかみ」。達郎さんが最近買ったレコードを中心に。
・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『TURNTABLE』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸 NEW RETRO CLUB チャリティ・ライヴ
達郎さんのライヴで一緒にやっているサックスの宮里陽太さん。彼は宮崎県の都城出身。今月9月20日(金)に宮崎県のWEATHER KINGでライヴを行う。宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸、ドラムの小笠原拓海さんも参加して5人でのライヴ。もともとはこのライヴ、宮崎市のNEW RETRO CLUBという宮里陽太さんのホームグラウンドで行う予定だったが、8月11日に火災で全焼して当日のライヴが開催できなくなり、代わりに同じ宮崎市内のWEATHER KINGでライヴを行うことになったが、NEW RETRO CLUBを救済するためのチャリティ・ライヴになった。「全員ノーギャラでの参加でございます。ですので是非とも、みなさん参加いただいて、宮崎の伝統あるライヴハウスを少しでもですね、手助けしてあげてください。よろしくお願いします」と達郎さん。詳しくは宮里陽太オフィシャルサイトにて。
http://www.yotamiyazato.com
・KEEP IT COMING
兵庫県川西市の超常連のリスナーからのリクエストでレオラ・ジャイルスの「KEEP IT COMING」。レオラ・ジャイルスはアポラスという女性3人組の黒人ヴォーカル・グループのメンバー。大変歌の上手い人だが、なかなかヒット曲に恵まれないけれど作品は素晴らしい。ソロ名義でワーナーから発売された1967年のシングル。さすがにオリジナル・シングルは達郎さんも持ってないとか。2000年代に再発されたCDにアンダブド・ヴァージョン、ダビングが全部行われてないヴァージョンが収録されているという。達郎さんの手元にはこれしかないそうだ。
・MELODY FAIR
映画『小さな恋のメロディー』のサウンドトラックに収録されたビージーズの「MELODY FAIR」。日本では大ヒットで50万枚ぐらい売れた記録が残っている。「前奏の3小節目で曲が若干ぶれる」というリスナーからの質問に答えて。「聴いてみました。結論から申しますと、3小節目のあたまのところですね、イントロの。そこのストリングスが走ってるんですよ。テンポが。なので(笑)、ぶれてる、正にそうなんですけれど。せっかくなのでおかけしましょう」と達郎さん。「MELODY FAIR」はビージーズの1969年のアルバム『ODESSA』に収録。その後、1971年に映画『小さな恋のメロディー』に使用された。
・さよなら夏の日
超常連のリスナーからリクエストが集まった「さよなら夏の日」。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月15日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp