9月9日(木) 晴れ。
天満天神繁昌亭で開催された「笑福亭鶴瓶落語会 in 天満天神繁昌亭」を聴きに行きました。
夜席で午後6時半開場、午後7時開演。
当日券は立見のみ販売されてました。
はじめての天満天神繁昌亭、はじめての寄席でした。
客席はけっこう狭かったです。
お客さんは女性が多かったですね。
開演前にはウルフルズというかトータス松本の歌が流れてました。
時間通りに開演して、まずは「鶴瓶噺」。
9月9日がお母様の命日で、その日に落語会をするというのもなにかの縁、
「シンクロニシティ」という言葉を使って表現してました。
一席目は創作落語で今回初めてかけるという「CHINGE」。
高校時代の同級生と街でばったり会うという話。
オチがわかりやすかったです。
二席目は「ALWAYS お母ちゃんの笑顔」。
お母様とのエピソードで『ALWAYS 三丁目の夕日』同様、昭和の話です。
仲入り後の三席目は古典落語の「錦木検校」。
盲人に階級があっていちばん下の按摩が、縁があって最高位の検校(けんぎょう)に、という人情噺。
按摩の錦木(にしきぎ)が死んでしまうところで終わります。
錦木に身体のこりとこころを癒してもらった角三郎が「死ぬな~」と言う場面。
大事なメッセージを受け取った思いがしました。
盲人のエピソードは鶴瓶噺の中にもあって、
お母様の命日というのも鶴瓶噺に出て来たことだし、
噺家の話芸というのは巧みなものだなと感心しました。
考えるに「縁は異なもの」というのは今回の落語会のテーマだったかもしれませんね。
■笑福亭鶴瓶落語会 in 天満天神繁昌亭
9月9日(木) 天満天神繁昌亭
2階し列14番
笑福亭鶴瓶
・鶴瓶噺
・CHINGE
・ALWAYS お母ちゃんの笑顔
仲入り
・錦木検校(にしきぎけんぎょう)