昨年9月に佐橋さんのデビュー30周年記念公演を聴きに行きましたが、
チャボさんがよかったので、年末恒例の麗蘭ツアーを聴きに行きました。
僕が行ったのは11月29日のビルボードライブ大阪。
今回は「麗蘭 ~Silent Night of the sixth year~」と題されるように
ビルボードライブ公演もなんと今年で6年目。
「聖なる夜」にはまだ早いような気分だったけれども、
街はもうクリスマスツリーがあちこちにありました。
これはブルックリンパーラー心斎橋の店頭。
麗蘭を観たのは2007年10月の「麗と蘭 Acoustical tour 1+1」以来。
実に7年ぶりでした。
なんか、こう僕は麗蘭というと「今夜R&Bを」とか「アメリカン・フットボール」、
そんな曲が聴けたらいいなと思って期待してたのですが、
ドラムが今、JAH RAHという若手を起用していて、
新しい麗蘭になっていました。
セットリストは高橋幸宏さんのときのように
こちらもカバー・ソングが多かったですね。
カーティス・メイフィールドの作品で「Um, Um, Um, Um, Um, Um」。
ロバート・ジョンソンの「Little Queen Of Spades」を
日本語バージョンで披露した「スペードのクイーン」。
ビルボードライブはいつもクリスマス公演として行っているので
毎回クリスマス・ソングを演奏しているとか。
今年はザ・バンドの「Christmas Must Be Tonight」で
チャボさんによる訳詞(意訳)バージョン。
年末恒例の時事ネタを盛り込んだ「Yes We Can 2014」、
そして本編の最後は新曲の「マニフェスト(we are the Lay-Run)」。
ソウルフルなサウンドにのってこんなふうに歌われる。
"楽しむつもりさ でも遊びってわけじゃないぜ"
"本気のゲームさ これは本気のゲームさ"
アンコールの最後には
"僕らは今誰に何を手渡され 今誰に何を手渡してゆく"
そんなフレーズを声高らかに歌う「歩く」、
間髪入れずにジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」が
会場に流れるというエンディングには心が揺さぶられた。
「世界中にいい日がたくさんありますように」と
チャボさんは言って会場を去って行きました。
■麗蘭 ~Silent Night of the sixth year~
2014年11月29日(土)
ビルボードライブ大阪 2nd Stage
麗蘭
仲井戸"CHABO"麗市(Vocals, Guitar)
土屋公平(Guitar, Vocals)
早川岳晴(Bass)
JAH RAH(Drums)
Set List
01. Good Times Roll
02. 真冬の熱帯夜
03. Um, Um, Um, Um, Um, Um
04. スペードのクイーン
05. Christmas Must Be Tonight
06. Yes We Can 2014
07. マニフェスト(we are the Lay-Run)
Encore
08.ゆく歳くる歳
09.歩く