Motoharu Radio Show #086

2011年08月24日 | Motoharu Radio Show

2011/08/23 OnAir - 4th. Week
Nick DeCaro:All I Want
The Fifth Avenue Band:One Way or the Other
ブルーベルズ :ブルーベルズの'サマー'
Gomez:I Will Take You There
My Morning Jacket:You Wanna Freak Out
Booker T. Jones:Progress (feat. Yim Yames)
Keb' Mo':Get Together
The Doobie Brothers:Dependin' On You
Tom Petty & The Heartbreakers:Learning to Fly
Orleans:Power (Re-Recorded)
Bonnie Raitt:Fool's Game
Jackson Browne:Stay
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■内容の一部を抜粋
・One Way or the Other
フィフス・アベニュー・バンドはニューヨークのバンド。2年間の活動でアルバムを1枚だけ出して解散した。

・ブルーベルズの'サマー'
元春 : '89年のレコード。'90年代、フリーソウルの動きに先駆けてリリースされたデュエット・グループ、ブルーベルズのレコード。曲は「ブルーベルズの'サマー'」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月8月の「3PICKS!」はk.d.ラング『Sing It Loud』、ゴメス『Whatevers on Your Mind』、そしてマイ・モーニング・ジャケット『Circutail』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はゴメス『Whatevers on Your Mind』、マイ・モーニング・ジャケット『Circutail』を取り上げる。



・ゴメス
UKのインディ・ロック・バンド。5人編成のうち4人が曲を書いて3人がリード・ヴォーカルを取るというすごいバンド。デビューから10年以上経ってるが、今でも着実に作品を出し続けている。通算7枚目のアルバムが『Whatevers on Your Mind』。
元春 : 僕もこのバンドの曲が好きで聴いてますが、魅力は何と言ってもとてもクリエイティヴな音作りをしているところです。ブルース、フォーク、ロック、エレクトロニカ、いろいろな音楽スタイルを混ぜあわせて独特のサウンドを作ってます。面白いのはUKのバンドでありながら米国のロック音楽がベースにある、しかもそこに英国人ならではのユーモアとセンスを合わせているという、そんなところがこのバンドの魅力だと思います。



・マイ・モーニング・ジャケット
米国のバンド。5人編成のバンドでこれまで5枚のアルバムを出している。このバンドはとにかくライヴ・バンドとしての評価が高い。昨年これまで出したアルバムを、毎晩まるごと再現するという5日間連続のライヴをニューヨークで行い、大きな話題を呼んだ。そのマイ・モーニング・ジャケットの新しいアルバムは欧米のメディアが今年最も注目するアルバムのひとつに挙げている。バンドの中心になっているのはジム・ジェイムス。ほとんどの曲を彼が書いている。ジム・ジェイムスはビートルズのジョージ・ハリスンのカヴァー・アルバムを出しているが、このレコードも機会があったら紹介したいと元春。

今注目されるバンド、ゴメスとマイ・モーニング・ジャケット。曲はゴメスの『Whatevers on Your Mind』から「I Will Take You There」。マイ・モーニング・ジャケットの『Circutail』から「You Wanna Freak Out」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Progress
「最近のアルバムの中で個人的に気に入ってるのはブッカーT・ジョーンズの新作です。ザ・ルーツのメンバーが参加してご機嫌なレコードを作りました。ハモンド・オルガン・プレーヤーとしてふたり名前を出せと言われれば僕ならばジョージィ・フェイム、そしてブッカーT・ジョーンズのふたりを上げます」と元春。
ブッカーT・ジョーンズのアルバム『The Road From Memphis』からマイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェイムズをリード・ヴォーカルに迎えた「Progress」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「音力発電」。「音力(オンリョク)」とは音の力。普段私たちの生活の中から出る音や振動の力を電力に変えてしまおうという研究。

・Get Together
ケヴ・モがジェシ・コリン・ヤングの'60年代の曲をカヴァーしている。

・No Nukes
ちょうど今から32年前、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで5夜連続のライヴ・イベントが行われた。イベントのタイトルは「No Nukes」。安全なエネルギーを求めるミュージシャンたちが集まって歴史的なコンサートが開かれた。ここに参加したミュージシャンはジャクソン・ブラウン、ボニー・レイット、ジョン・ホール、ドゥービー・ブラザーズ、ジェイムス・テイラー、チャカ・カーン、トム・ペティ、ブルース・スプリングスティーン、ポール・サイモン、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング。このコンサートには約9万人の人が集まった。正に太陽エネルギーの時代に一歩近づこうじゃないかというミュージシャンの正直な声を集めたコンサートになった。今週のMotoharu Radio Showは「No Nukes」に参加したミュージシャンのレコードを集める。

1979年に行われた歴史的なロック・イベント「No Nukes」に続いて、米国では「Peace Sunday」という同じテーマのロック・コンサートが毎年行われていた。このイベントに参加したのはボブ・ディラン、ジョン・バエズ、ピート・シーガー、そしてスティービー・ワンダーといったミュージシャンたち。当時の米国の政策にかなり影響を与えたコンサートだったが、日本ではあまり報道されなかったので知られていない。

・Power
「安全なエネルギーを求めて未来のために何ができるのか?」
そんな社会意識を持った音楽イベントのきっかけとなったのが「No Nukes」だった。参加したミュージシャンの一人、ジョン・ホール。彼が書いた「Power」という曲ではこんなふうに歌っている。
太陽の力がいい とめどない滝の力がいい 土に帰る生き物たちの魂がいい 休みなく吹き続ける風の力がいい 心安らぐ燃える薪の炎がいい アトミックな毒はいらない

オリジナルのコンサートから32年目にあたる今年、再び「No Nukes」が8月7日に米国で行われた。日本で起こった原子力の災害を受けてのアクションということになる。参加ミュージシャンは「No Nukes」のオリジナルメンバーに加えてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ジェイソン・ムラーツといった'90年代のミュージシャンも参加している。Motoharu Radio Showでは「No Nukes」について新しい情報がわかると随時取り上げる予定。

・Stay
ジャクソン・ブラウンとブルース・スプリングスティーンの共演。『NO NUKES』からのライヴ・ヴァージョン。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
9月6日。
「引き続いてよい夏の終わりをお過ごしください」と元春。

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