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エリック・クラプトンのライヴを聴きに行った。3年振り17度目のジャパン・ツアーだそうだ。3年前の2003年の日本公演には行かなかった。というか、そもそも今回がはじめてなのだった。あまりにライヴの評判がいいと、僕は素直になれないところがある。へそ曲がりなだけなのかもしれない。
しかし、DVDでそのパフォーマンスを見る機会は多かった。『ラストワルツ』、『コンサート・フォー・ジョージ』、『ライヴエイド』、『ロックンロール・サーカス』、『コンサート・フォー・バングラデシュ』、『レッド、ホワイト&ブルース』。ああそういえば昔ビデオで『ジョン・レノン/スウィート・トロント』や『ボブフェス』も見た。特に『コンサート・フォー・ジョージ』を見てからは、クラプトンに対する認識が変わったので、それが僕の中では大きかったのかもしれない。ライヴを見ておいたほうがいいと思ったわけだし。とはいえ僕はそんなに詳しいわけではない。ライヴでも曲名がわかったのって数曲にしかすぎない。初心者です(苦笑)。
一体どういった人たちが集まってきているのだろう?
そんな興味もあった。結論から言えば40歳以上の男の客が多かった。「この人は普段何しているんだろう?」といった感じのおじさんが結構いた。内田裕也みたいな金髪の長髪のおじさんもいた。けれども観客のマナーはよかったように思う。「まもなく開演します」というアナウンスだけで大きな拍手が起こる。このライヴが楽しみでしょうがないといった雰囲気だ。僕はブライアン・ウィルソンの初来日公演を思い出したりした。
現在、クラプトンは日本公演を続けています。ネタバレしているためライブについては11月14日の記事としてアップしました。ということで、よろしくお願いいたします。
画像は、今月発表されたJ.J.ケイルとクラプトンのジョイント・アルバム『The Road To Escondido』。