Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

韓国飲みレポ[4]11/20 大学・学科訪問

2007年11月24日 | ■韓国
 実はこの日まで気が気じゃなかった。というのも現在担当している仕事、できることはすべて尽くしてから来たものの、その結果が出るのがこの日だったからです。
 ドキドキしながら職場に電話してみれば、うまくいったとのこと。やったあ! もし上手くいっていなければ帰国する覚悟だっただけに、気持ちの上ではようやく「休暇」がやってきました。

 「スンデクッパ」の昼ごはんを後輩と食べ、1年ぶりの「もう一つの母校」忠州大学へ。体育館前の電飾看板に続き、電子棟の上にも大看板が設置され、対外アピール作戦が続いていました。
 さらに、見慣れていた崖がざっくり切り落とされ、大規模な「産学協同プラザ」(この名前の付け方、日本人として違和感ナシ)が建設中。清州にあった大学との統合を経て、まだまだ大きくなり続けてます。

 午後4時に学科の後輩らと再会。6時から夜間の講義があるというので、まずはアルコールに抜きで「壷カルビ」をゴチになりました。大学前ということで、比較的リーズナブルながらも美味しい。最近できた店のようですが、僕の時からあってほしかったなあ。
 授業時間中は暇でしょうということで、なんとその授業に紛れ込ませてもらうことに! 留学中には受けられなかった教養科目の「音楽の理解」で、学生が関心ある歌手についてプレゼンを行うという内容でした。1・2年中心ということで、そこはまだまだ不慣れ。
 「期末試験の代わりに、そんな適当な発表はないでしょう」
 美人の先生、なかなか手厳しい。

 夜9時にようやく「放課後」となり、これまた新オープンのビアレストランへ。新しくて都会的な雰囲気、それでいて既存他店と値段の差もないとあって、大人気のようです。学科の他の同級生も何組か飲んでいるようで、入れ替わり立ち代り会話を交わし大盛り上がり。またまた「顔見知り」が増えました。
 これも、絶大な信頼を得ている後輩のおかげで、いいヤツと知り合ったものです。あまりの楽しさに、焼酎もグイグイ空き、また1年後の再訪問を約束してしまいました。

 寮の門限である11時にはお開きになりましたが、その後は九工大に留学していた先輩と合流。これまた将来の夢や日本での思い出話、さらには「トヨタの経営哲学」まで、さっきに比べるとオッサン的内容で盛り上がりました。
 僕は2軒目なのに、1軒目の先輩と同ペースで呑んだものだから、もう限界! 2時前には別れて後輩の家に倒れこんだものの、夜中、なかなか苦しみました^^;;

韓国飲みレポ[3]11/19 現場へ!&母校へ!

2007年11月24日 | ■韓国
 月曜なので、もちろん先輩は出勤日。先輩はゼネコン勤めで、ここ富川にいるのも、この街に現場があるから。一応僕も建設業なので、韓国の現場がどんなものなのか関心があり、ちょっとのぞかせてもらいました。何かと危険な建設現場。万一の事を考えて、日本の現場だったら旅行者を入れることなんてなさそうですが、さすがは韓国、大らかです。
 安全標語がならぶ現場事務所前の雰囲気は、どこかで見たような雰囲気で微笑ましかったですが、現場内部の安全対策は日本よりだいぶ「大らか」な印象。男の職場の雰囲気をより強く感じますが、女性社員も男性に混じり活躍しているそうです。
 ちなみに韓国の建設現場には、日本時代の名残りで「アシバ(足場)」や「テナオシ(手直し)」なんて言葉が今でも使われていますが、まさか「縦筋」「横筋」「上筋」「下筋」まで生き残っているとは、思いもしませんでした。

 先輩と別れた後は、仁川へ。といっても街そのものに目的はなく、ソウルの龍山から東仁川までつながった複々線を走る「急行電車」に乗ってみたかったというのが目的です。というわけで、すぎさま折り返しの急行へ。
 複々線の中線を走る急行といえば京阪を思い出しますが、あんなにガンガン飛ばすものではなく、駅に止まらない分早いという程度のもの。その通過駅とてそんなに多くはなく、速達輸送よりは輸送力増強を主眼に置いた複々線化だったようです。

 龍山からはさらに東ソウルバスターミナルまで移動し、バスに1時間半揺られ留学先だった忠州へ。大学前で「便宜下車」して歩けば、懐かしい後輩の顔が待っていました。
 所属していた日本語サークルのメンバーはほとんど入れ替わってしまいましたが、みんな活動熱心なようで、会長もしっかりしてて安心。これからも仲良くしてくれそうなヤツらで嬉しくなります。
 会長はかなり酒が強く、1次会ではガンガン呑まされたものの、2次会のカラオケではノンアルコール。その語は後輩の家で、しみじみ将来の夢や目標なんかを語り合いつつ2時過ぎまで呑みました。続く。

韓国飲みレポ[2]11/18 野人時代セットへ

2007年11月24日 | ■韓国
 翌日は、12時過ぎにようやくお目覚め。痛い頭を抱えつつ、
 「なにも口に入らねえ…」
 と思っていましたが、出前の超大盛りうどんを食べたら元気回復。2時半にようやく行動開始しました。外に出れば、とにかく寒い! 今日の最高気温はなんと4度。風が強くて、地元人も震え上がる寒さです。

 まずは市内の「富川ファンタスティックスタジオ」に行って見ました。ここで撮影された代表作は、僕の留学中に放映されていたドラマ「野人時代」。時代は日本統治下でのストーリーで、当然このセットもその時代を再現したものです。
 あちこちに散見される日本語には「?」な物も多いですが、細かい点に目をつぶれば、まさに昭和初期の都市風景。特に5階建てのRC造建築(を再現したS造)の和信百貨店は圧巻。路面電車も留め置かれています。ドラマの風景もだぶり、楽しめました。

 富川の中心市街地である松内まで歩き、お買い物。今回、寒くなるのは分かっていつつコートを持ってこなかったのは、こちらで買うつもりだったからです。ちょっとかっこいい、スーツにも似合うコート6万8000ウォン也をお買い上げ~。
 気に入ったものの、3日も着ていたらベルトは締まらなくなるわ、強く引いたわけでもないのにボタンは取れるわで、散々でした。

 夜は市内の食堂で、カムジャタンの夕食。日本人ながらに、ちょっと微妙な味かなと思っていたらやはり。
 「すまん、ここを選んだのは失敗だった!」
 「肉は多かったけど、なんだあの味付けは!!」
 とのこと。まあ、こんなこともあるでしょう。

 富川に帰り、近所のチムチルバン(ガウンを着て入る低温サウナ)へ。寒かっただけに、じわっと温まるチムチルバンと風呂は、疲れと寒さがほぐれていくようでした。 

韓国飲みレポ[1]11/17 鶴見線&富川

2007年11月24日 | ■韓国
 なんとかゲットした、超遅い夏休み。マイレージを利用しての旅なので、東京経由となりました。
 前夜のズボンドズボン&ビアンコネロのライブの興奮冷めやらぬまま、寝不足の眼をなんとか開けつつ福岡空港へ。あっという間に羽田へ飛び、ひねり出した乗り継ぎ時間を利用して、鶴見線に乗ってきました。

 海芝浦駅は、噂どおり運河を眺めるソーカイな駅!東芝敷地内のため、改札から外にも出られませんが、折り返しの時間、潮の匂いを吸い込みながらの気分転換になりました。
 さらに、名物駅の一つでもある国道駅へ。大阪環状線の駅を、昔のまま残したらこうなりそうだな!と思える、時代が止まった風情に息を呑みました。スイカのタッチ機がこんなに浮く駅も、そうそうないでしょう。

 羽田に戻り、金浦シャット便で一気にソウルへ向います。両都市の中心を結ぶ「特別扱いの国際線」も、便利な足として人気路線。ジャンボはぎっしり満員でした。
 途中、頭を雲の上に出した富士山を見られたのには感動!プレミアムビールが飲み放題なのも嬉しかったですが、今日この後の予定を考えて、ぐっと我慢しました。

 金浦からは、一般路線バスに揺られ、ソウル~仁川間の川崎的存在?の都市、富川へ。留学時代お世話になった先輩と合流、さっそく呑みに出ることに。
 とにかく酒が強いことではだれにも負けない先輩だけに、1次会、2次会…結局翌5時まで、「ナイト」まで含め!?4軒回りました。楽しかったけど、さすがに死にかけました。こんな毎日が…続く。