Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

新幹線久留米駅、開業1週間

2011年03月19日 |  □九州新幹線全線開業


 久留米に新幹線がやって来て、1週間を迎えました。
 出控えムードからか、当初見込みからは少ない乗客で推移しているという、九州新幹線。しかし3連休の初日を迎え、各列車とも賑わいを見せていました。




 博多行き、つばめ348号。各駅停車の新幹線ですが、半分近い座席には乗客の姿が。久留米から乗り込む人も、多く見られました。


 続く、さくら570号。先発となるつばめを見送る人も、多く見られました。
 久留米で「新大阪」の文字は未だに見慣れませんが、直通の恩恵は大きいものがあります。


 指定席の乗車率は8割以上と見られ、好調。
 まだまだレジャーの旅行は控えられる雰囲気ですが、早く新幹線が本領発揮できるようなニッポンに戻ってほしいと願っています。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

九州新幹線開業1番列車「つばめ320号」

2011年03月19日 |  □九州新幹線全線開業
 3月12日、博多~新八代間の開業で全線開通した、九州新幹線。

 ご存知の通り、前日に発生した東北関東大震災に配慮し、開業式典や出発式などのイベントは一切自粛。しかし、
 「生活を支える鉄道はきちっと運行する。だから粛々と」(JR九州唐池社長)
 予定通り開業することになりました。

 筑後船小屋を6時に出発し、博多までを結ぶショートランナー「つばめ320号」が、筑後船小屋、久留米、新鳥栖駅にとっての初列車。静かに、日常に近い姿で営業を始めた筑後平野新幹線の初日の記録です。




 開業準備を整えた、筑後船小屋駅。800系新幹線も、発車の時を待ちます。


 駅構内には、かなりの数のスタッフが。イベントの類は中止ですが、予定通りのスタッフを配置させたのだと思います。




 前夜から筑後船小屋駅に留め置かれ、折り返す つばめ320号。通常は熊本、鹿児島方面の乗り場になる、13番ホームからの発車です。


 前日の地震の影響からか、博多発の1番列車ですら空席を残して発車したそうですが、320号の車内もご覧の通りでした。もっとも筑後船小屋駅に6時にたどり着く手段はクルマしかなく、徒歩圏内に宿泊施設も皆無。指定席も売り切れておらず、もともと余裕はあったようです。


 午前6時、出発。新幹線らしい長いタイフォンが鳴らされ、見送るスタッフからは拍手ではなく手を振って見送られました。久留米、新鳥栖ともに同じで、ギリギリの範囲で認められた「セレモニー」だったのでしょう。


 車内放送も、開業の事実自体を告げられず、通常通りの内容に終始しました。


 白み始めた筑後平野を駆け、久留米市内へ。


 久留米駅到着。指定席に乗り込んでくる人もおり、少し車内の人が増えました。


 駅員に加え、久留米市のスタッフも手を振って見送ります。


 再び筑後平野をユルユルと走り、新鳥栖駅。こちらも、多くの見送りの人が出迎えました。


 大勢の報道陣の姿も。

 トンネルを抜ければ、福岡市内へ。到着の車内放送も特別な内容ではなく、マイクの後ろからは無線の音声が流れ聞こえてきます。日豊本線が津波警報の影響を受けており、ソニック利用の方は駅の案内放送に注意とのこと。




 博多終着の列車ですが、小倉方面にスルーできる15番ホームに到着。ホーム向かい側から発車する、東京行きのぞみと接続します。




 博多駅での800系新幹線。今日からは日常の姿です。


 「のぞみ」が発車した向かい側のホームからは、「さくら」の一番列車が、こちらも空席を残したまま、静々と発車していきました。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。