Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

香港・乗り物パラダイス【3日目(2)】LCCらしい帰路に

2017年07月16日 | ■旅と鉄道

 最終日まで めいっぱい楽しんだ香港も、ぼちぼちタイムアップ。すでにチェックインを済ませている分ゆとりがあり、2時間少し前の13時50分の列車で、空港に向かいます。


 空港行きのエアポートエクスプレスは、10分間隔の運行。クロスシートはリクライニングしませんが、空港まで30分もかからないのだから、これで充分です。


 最高速度は135km。揺れも騒音もなく、すべるように走っていきます。至極、快適。


 本当に、たった24分で空港駅に着いてしまいました。しかも電車を降りれば、改札もなくそのまま出発ロビーに直結です。
 カートも、目の前に待機してます。


 空港駅では両側の扉が開き、左に降りれば第1ターミナル、右に降りれば第2ターミナルです。
 速度や市内の駅の立地は韓国、日本と大差ない気がしたけど、空港駅の使い勝手はダントツに良く感じられました。


 香港空港の第2ターミナルは、うねるような天井のデザインが印象的。


 お店も充実していて、ショッピングモールみたいです。トランジットで寄っても、楽しそう。


 キッザニア的な施設?もあって、香港で不動の地位を確立しているインスタントラーメン「出前一丁」づくりの体験コーナーもありました。日本メーカー、がんばってる。


 しかし我々が搭乗するのはLCC、あまり余裕を味わってはいられません。1時間前には出国手続きを終え、ブリッジへの移動を始めました。
 シャトルトレインの乗り場行きエスカレーターも、地下鉄と同様に広告がずらり。しかし中身はずいぶん高級でした。


 搭乗口までは遠く、2つのシャトルトレインを乗り継ぎました。ギリギリに着くと、焦りそう。




 エスカレーターのホールは電飾がきれいなんだけど、あまり目をやる余裕もありません。


 ホールに上がったと思ったら、またエスカレーターを下ってようやく搭乗口に到着。他の搭乗客は、はやくも行列を作っていました。やれやれ。


 と思ったら、突如搭乗口の変更案内が! ブリッジのある、2階の搭乗口への変更がアナウンスされました。
 基本的に下る「一方」しか想定していなバスの搭乗口なので、上りのエスカレーターはありません。1機分の乗客の大移動、大ごとでした。


 しかも16時05分の出港時刻に、ようやく飛行機が到着する始末。こりゃ搭乗まで、しばらく時間がかかりそうだ。


 せっかく時間もできたので、搭乗口周辺をぶらぶら。ファストファッションのお店は市価と同額で、日本よりもお手頃な値段のTシャツを求めました。
 次回の割引券をもらったけど、2017年7月23日の有効期限までに使う機会があるといいな(笑)。


 こんな所にも味千ラーメンがありました。熊本の企業、がんばってる。


 街中で何度も見かけていた、パシフックコーヒーでも一息つけます。


 さすがは香港のチェーン店、キッシュがうまかった! こんなにうまいんだったら、ピークタワー店で景色をゆっくり見ながら食べればよかったと、今さらどうしようもない後悔の念が襲います。


 結局30分ほど遅れて「手羽先」に搭乗しました(笑)。
 しかし、そこから離陸までがまた長かった! うたたねして目覚めても、まだ滑走路。結局1時間以上、狭い席で待たされました。混雑の激しい香港空港、しかもLCCなんだから、あきらめの境地です。


 定刻なら20時30分に着くはずのフライトも、22時近くになりそう。おかげで機内食の注文が殺到、僕が小腹減った頃には、出前一丁しか残っていませんでした。
 飲み物とセットで50HKD≒740円。仕方ないです。


 なかなか時間も経たず、手持無沙汰…高いのを承知で、白ワインに手を出してしまいました。ビールと同一価格の45HKD≒670円。なかなかうまかったです。
 おまけについてきたお菓子、「味わび」ってなんだろう。


 福岡に着陸して荷物を受け取ると、すでに時間は22時10分。久留米行きの高速バスも、最終が出た後でした。


 博多駅までの直行バスの最終が、22時20分だったのは幸い。新幹線と路線バスを乗り継ぎ、久留米にたどり着いたのは日付が変わる直前でした。明日が休みでよかった!
 最後の最後でLCC「らしさ」を味わうことになり しんどかったけど、往復わずか25,000円で飛べたのは事実。マカオや離島にも渡ってみたいし、また気軽に飛んでいきたいと思います。

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