8月最初の週末は、1泊2日で大分県南の離島・保戸島(ほとじま)へ旅しました。
折しも台風が接近中。船が出るのか否か、分からないまま旅立ちます。
博多発9時57分発の「ソニック」でまずは大分へ。
博多駅ではちょうど、「ななつ星」の1泊2日コース出発のタイミングでした。
深夜に見ると閉ざされていることが多い客室も、出発前とあってオープンな状態。豪華な車内を、じっくりと観察できました。
うーん、乗ってみたい!
豪華列車を尻目に、僕らは庶民の特急「ソニック」で大分へ。途中で問い合わせたところ、船は出ることが分かりほっと安心です。しかし中山香付近では大雨の影響で徐行運転になり、大分には30分遅れで到着。接続の「にちりん」には間に合いませんでした。
後続の普通に乗るも、津久見直前でまたもや徐行。結局1時間近い遅れになりましたが、全体の行程に余裕を持っていたのでノーダメージです。
大雨の中、駅近くの「ミュージックカフェ・リヴァイブ」さんでランチ。ライブハウスのようですが昼も営業しており、ステージの楽器を見ながら、喉にピリっと辛みの走るカレーを食べました。
港前のマルショクで夜食&寝酒を買い込み、いざ島へ!
保戸島と九州本土はわずか100mしか離れていませんが、津久見からの距離があるため、高速船でも25分かかる道のりです。
海から見る津久見の街は、セメント工場の威容が目立ち、巨大な要塞のようです。
20分少々、保戸島が見えてきました。
この島を特徴づける風景の一つ、RC造の住宅群が出迎えます。
本日のお泊りは、保戸島に残る唯一の宿泊施設・山内旅館です。
船を降りて2分という場所ですが、折からの大雨でだいぶ濡れてしまいました。
部屋は2階・3階にあり、正しい日本の旅館といった雰囲気。
狭い敷地に立つビルのため、階段はかなり急。島の住宅群にも、このような階段があるのでしょう。
荷物を置いて、さっそく島内探検へ。平地は極めて少ない島で、海岸線から直角に進むとすぐに上り坂になります。
階段の路地に、RC造3~4階建ての個人住宅が密集する風景は、日本離れして見えます。
斜面では並行に立つ建物はほとんどなく、建物そのものも直方体ではありません。使える土地は、めいっぱい使う工夫が見えます。
マグロ漁で栄え、狭い土地で豊かな生活を求めた結果生まれた、ぎっしり並ぶ住宅群。圧巻のひとことです。
港から南側の貴重な平地には、島の生活基盤が揃います。海岸沿いの車道ではなく、人しか通れない路地がメインストリートになっているのも面白いです。
郵便局も、車が寄り付けない位置にあります。
床屋さんも、路地に。狭い路地は、傘がなくてもあまり困りません。
路地の三叉路にも、ギリギリまで立つRC造住宅。
左に曲がった路地は、県道612号線です。
宿に戻れば、晩御飯の時間です。まさに刺身づくし! 船に乗ったマグロは、1艙で一人分です。
さらに締めには、マグロをゴマだれで和えてご飯にぶっかける「ひゅうが丼」まで! 満腹で食べきれないほどのボリュームです。
これで1泊2食7千円なのだから、さすがはマグロ基地の島。マグロにたたられぬよう願いながら、1日目の夜は更けて行きました。
折しも台風が接近中。船が出るのか否か、分からないまま旅立ちます。
博多発9時57分発の「ソニック」でまずは大分へ。
博多駅ではちょうど、「ななつ星」の1泊2日コース出発のタイミングでした。
深夜に見ると閉ざされていることが多い客室も、出発前とあってオープンな状態。豪華な車内を、じっくりと観察できました。
うーん、乗ってみたい!
豪華列車を尻目に、僕らは庶民の特急「ソニック」で大分へ。途中で問い合わせたところ、船は出ることが分かりほっと安心です。しかし中山香付近では大雨の影響で徐行運転になり、大分には30分遅れで到着。接続の「にちりん」には間に合いませんでした。
後続の普通に乗るも、津久見直前でまたもや徐行。結局1時間近い遅れになりましたが、全体の行程に余裕を持っていたのでノーダメージです。
大雨の中、駅近くの「ミュージックカフェ・リヴァイブ」さんでランチ。ライブハウスのようですが昼も営業しており、ステージの楽器を見ながら、喉にピリっと辛みの走るカレーを食べました。
港前のマルショクで夜食&寝酒を買い込み、いざ島へ!
保戸島と九州本土はわずか100mしか離れていませんが、津久見からの距離があるため、高速船でも25分かかる道のりです。
海から見る津久見の街は、セメント工場の威容が目立ち、巨大な要塞のようです。
20分少々、保戸島が見えてきました。
この島を特徴づける風景の一つ、RC造の住宅群が出迎えます。
本日のお泊りは、保戸島に残る唯一の宿泊施設・山内旅館です。
船を降りて2分という場所ですが、折からの大雨でだいぶ濡れてしまいました。
部屋は2階・3階にあり、正しい日本の旅館といった雰囲気。
狭い敷地に立つビルのため、階段はかなり急。島の住宅群にも、このような階段があるのでしょう。
荷物を置いて、さっそく島内探検へ。平地は極めて少ない島で、海岸線から直角に進むとすぐに上り坂になります。
階段の路地に、RC造3~4階建ての個人住宅が密集する風景は、日本離れして見えます。
斜面では並行に立つ建物はほとんどなく、建物そのものも直方体ではありません。使える土地は、めいっぱい使う工夫が見えます。
マグロ漁で栄え、狭い土地で豊かな生活を求めた結果生まれた、ぎっしり並ぶ住宅群。圧巻のひとことです。
港から南側の貴重な平地には、島の生活基盤が揃います。海岸沿いの車道ではなく、人しか通れない路地がメインストリートになっているのも面白いです。
郵便局も、車が寄り付けない位置にあります。
床屋さんも、路地に。狭い路地は、傘がなくてもあまり困りません。
路地の三叉路にも、ギリギリまで立つRC造住宅。
左に曲がった路地は、県道612号線です。
宿に戻れば、晩御飯の時間です。まさに刺身づくし! 船に乗ったマグロは、1艙で一人分です。
さらに締めには、マグロをゴマだれで和えてご飯にぶっかける「ひゅうが丼」まで! 満腹で食べきれないほどのボリュームです。
これで1泊2食7千円なのだから、さすがはマグロ基地の島。マグロにたたられぬよう願いながら、1日目の夜は更けて行きました。