Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

JR久留米駅新駅舎、本日開業

2010年04月03日 |  □九州新幹線全線開業
 平成22年4月3日(土)、建設中だったJR久留米駅の橋上駅舎と、自由通路の一部がオープンしました。来春の新幹線開業に先立つ新駅舎、早くも期待が高まります。さっそく、開業初日の様子をスナップしてきました。


 大きなガラス張りの出入り口が迎える、東西自由通路の東口。駅前広場は今のところ駅舎出入り口部分のみ完成しており、工事は続いています。
 なお今日の開業は東口のみで、西口のオープンはまだ先のようです。


 レンガ調の壁面、天井と妻面に配されたステンドグラスが印象的な東西自由通路。天井のガラス越しには、完成したタワーマンションも見えます。一部の外壁面にはパネルがはめられており、増築の予定もあるようです。


〔左〕これまで分かれていたみどりの窓口と旅行センターは一体になり、広々。
〔右〕改札口には、早くも「在来線」という表現が見られて、新幹線の開業間近を思わせました。時間帯によっては足りない感のある自動改札機の数は、残念ながら増えずに3台のままですが、新幹線が開業して特急利用客が転移すれば、余裕ができるものと思います。


〔左〕待合室はこれまでの3~4倍の大きさになり、空調も効いていて、快適に待てるようになりました。
〔右〕待合室からは、既に完成している新幹線コンコースを見ることができます。早くも新在乗り換え改札上には、LEDの案内板が灯っていました。


 観光案内所と特産品店、大きなキオスクも今回オープン。特産品店の品揃えは多く、酒や絣など、久留米の名物が並びます。キオスクには九州各地の名産品が並び、アリバイ作りにも役立ちそうですw 生鮮品まで並んでいたのは、驚きました。


 一方、昨日の深夜まで乗客を迎えていた駅舎は、もぬけの殻に。自動改札機や券売機も見当たらず、新駅舎に一晩で移設したようです。昨夜の最終電車の時間帯は40分程度の遅れが出ており、ただでさえ短い作業時間は、更に切り詰められたことと思います。ご苦労様でした。


 せっかくなので、駅前高層マンションを見学することに。ゴージャスな作りにびっくり。それでも部屋によっては「中の上」程度の所得があれば手が届かない範囲の値段ではなく、福岡に比べればだいぶお安めなのではないかと思います。


 何より、この眺望。31階からの眺めは抜群、筑後川花火大会も特等席を独占できます(もちろん、このフロアの部屋はかなりの値段になるようですが…)。行き交う新幹線も、鉄っちゃんにとっては楽しみです。
 ゲストルーム(1泊3,000円とか)はこのフロアにあり、誰か招待してくれないかなと思います。

 これまでの、昭和40年代の地方都市のターミナルを思わせる駅舎から、一気に壮大な橋上駅に生まれ変わった久留米駅。今後は駅周辺の整備が進み、バラバラだったバス乗り場も統一され、より使いやすい駅に生まれ変わります。
 新幹線開業に向けて、まだまだ変化していく久留米駅。今後も楽しみです。

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