Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

関門・瀬戸内 周遊旅【1】小倉でマニアック、下関でフグ三昧

2016年01月09日 | ■旅と鉄道
 1月の成人の日三連休は、小倉、下関から倉敷、高松、岡山を巡る旅に出かけました。まずは博多~小倉の4枚きっぷを手に「ソニック」に乗車、小倉を目指します。


 小倉駅を降りて、駅北口のAIM内にある、西日本総合展示場へと歩きました。お目当てはコレ、全国鉄道ひろば。お正月の2日からこの3連休まで開催されている、期間限定の鉄道系イベントです。
 お隣ではちびっ子に大人気という「チャギントンランド」も開催中。セット券で割引になりますが、僕は「大きいお友達」なので、ひろば単独のチケットを買いました。


 とはいえ、ひろばもメインのターゲットも子どもたち。チケットを買って乗れる豆汽車には、大行列ができていました。
 ただ豆汽車とはいえ、牽引するのは精巧にスケールダウンされた各社の新幹線。ズラリと並ぶ歴代の名車は、壮観であり、美しくもあります。


 運転体験もできるNゲージのレイアウトも人気な一方、展示コーナーは人影まばら。ずらりと並ぶ列車を横からフォーカスした図は、JR1周年の時刻表の表紙を思い出しました。


 金ピカのD51は、いわゆる「週間分冊百科」の完成品。「毎回ついてくるパーツを組み立てると…」「創刊号は特別価格…」でお馴染みの、アレですね。精巧なできばえには感心しますが、一体、いくらかかったんだろう…
 部品の即売会やB級グルメコーナーもあり、大人もそこそこ楽しめるイベントではありました。一つ苦言があるとすれば、クイズコーナーの問題が古くなっていて、例えば「最新の鉄道路線は?」の回答が誤ったものになっていたこと。鉄道会社後援の企画でもあるし、正確に願いたいところです。


 さて小倉駅北口に来るのは朝晩に小倉松山フェリーに乗る時くらいで、周囲の建物の変化にはあまり気づいていませんでした。ラフォーレ原宿小倉が転じた「あるあるCITY」も、今回初めて足を踏み入れることに。
 市立漫画ミュージアムとともに、漫画をコンセプトにしたテナントが勢ぞろい。九州の秋葉原と言っては言い過ぎかもしれませんが、かの地と同様、外国人の姿も目立っていました。世界どこでも好きなものを追っていく気持ちには、共感します。


 2階には、今話題の新幹線「500 TYPE EVA」の詳しい展示も。実は明後日に乗ってみる予定なので、今から楽しみです。


 夕方になってきたので、関門トンネルをくぐって、今日の泊まり先である下関へと渡ります。
 側線には、新型の近郊型電車・227系の姿が。今は広島都市圏を中心に運用、春からは徳山まで運用区間を拡大とアナウンスされていますが、下関進出には至っていないはずです。近い将来、入ってくるのかな?


 下関駅西口のワシントンプラザにチェックイン。窓を開けると、港と湾の夕暮れが見えました。ビジネスホテルにしては、風光明媚な眺めだと思います。
 反対側だったら、下関駅のトレインビューが楽しめたかも。


 さて夜の宴は、駅からもほど近いこの店へ。一昨年まで、下関で働いていたヨメさん。その同僚の皆さんの、年に一回の集まりに混ぜてもらえることになりました。
 福岡から参加の僕らですが、一番遠い方ははるばる名古屋から新幹線で駆けつけていました。


 「鮮魚店」の名の通り、店を入るとまんま魚屋さんの様相で、一見さんはひるんでしまいます。
 奥には食堂風のテーブルが並び、なんだか安心。その奥の子上がりが僕らの席で、腰を落ち着けて飲めることが分かりました(笑)。


 まずは、お造りにビールで乾杯!さすがは港町、荒波に揉まれた魚はしまっていて、おいしいです。


 下関といえばフグ!当地では、縁起を担いで「フク」と呼びます。その場で火を入れてくれるフク酒に、フク刺、白子のどどんとフク3種攻めです。
 関門の冬の味覚、文句なしのうまさ。


 伏兵だったのが、白子のお豆腐。350円という居酒屋価格なのに、しっかりと白子の味がしました。ひれ酒500円と合わせれば、850円でもしっかり下関の味を体験できそうです。
 5時から11時の看板まで、6時間フク尽くし。それなりの金額にはなりましたが、それでもお座敷の名店に比べればずっとお安く、満腹になれました。フグの霊にとりつかれませんように。

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