東京夜旅 第９２夜 渋谷

永田町駅から迎賓館、神宮外苑、表参道と歩き、夕暮れから夜に変わろうとする時間に渋谷に着いた。
待合せは２４６沿い、東急ガード下の居酒屋だ。宮益坂を右手に見送ると正面には渋谷の新しいランドマーク「セルリアンタワー東急ホテル」が見えてきた。一度だけ行ったことがあるが、高層階からの眺望が素晴らしいホテルだ。


渋谷駅前では東京メトロ副都心線の工事が行われている。２０１２年には東横線との直通運転が実施される予定らしいが、そうなると現行の東横線の駅はどうなるのであろうか。


駅裏にひっそりと川が流れている。その名も渋谷川。そういえば駅から他の場所へ向かう道は全て上り坂で、渋谷というのはまさしく「谷」にある街なのだなぁと改めて思う。

東京散歩写真 表参道

表参道って考えてみれば、明治神宮の参道なんだ。入り口に大きな灯篭があるのも当たり前か。
人通りが多い中デジカメを取り出すのは恥ずかしさが伴うので速攻で撮影、もう少し構図とかこだわればもっといい写真になったかも。


夕暮れ迫って街全体が青く染まってきた。意外にも空が広いことに気がついて、空を中心に撮影してみる。Ｇｏｏ地図によると昭和３８年当時には大規模な道路拡張工事を行っている。この辺りには、古い建物がほとんど無い理由がこれでわかる。


外苑前の木々も徐々に新緑が芽吹いてきた、もう少しするともっと鮮やかになるのだろう。夕暮れ間近な上曇っているのでどんよりして見えるけど…

（写真の掲載順とは逆に、外苑前～表参道～渋谷へと歩いています）

横浜 クラシカルホテル

昨日行われた同窓会ではいい気になって飲みすぎた…
２０年ぶりに昔の仲間に会って、タイムスリップしたかのように楽しい時をすごさせてもらった。

で、今日は８時１０分に家を出なければいけないのに、起きたのが７時５０分。即効で朝食をとりスーツを着て家を出るが、ハッキリ言ってまだ酔ってる…
二日酔いという状態では無くまだ、酔っているのである。
横浜までフラフラしながら行き、缶コーヒーを飲んで消臭効果に期待するが、待合せた相手にはアルコール臭いとすぐに見破られた。なるべく息をひそめて仕事にとりかかる。


港横浜の歴史的な建造物の中をウロウロと徘徊する。今まで、色々な会場を見てきたが、ここは特Ａ級。素晴らしい。


窓からは氷川丸とベイブリッジと眺望もピカイチ。

東京散歩写真 神宮外苑

土曜日に２０数年ぶりに高校写真部の同窓会を開催した。
当時は当然デジタルなんて無くて、酢酸と現像液の匂いの混ざる暗室に若い仲間がたむろしていた。写真部といっても文化祭と夏休みの合宿の頃しか活動しなかったけど、明らかに青春の一ページを綴ったあの頃を思い出し、連絡できるだけの仲間に声をかけて渋谷の飲み屋に集まった。

仲間と会う数時間前に永田町の駅に立ち、渋谷まで歩いていく事にした。写真部の同窓会なのだから、デジカメを持って途中の風景を撮影していこうと。妙な感傷も混ざっているかな…

ニューオータニと赤坂プリンスの入り口、弁慶濠では釣り人が糸を垂れている。都会のど真ん中で釣りというのもある意味贅沢。


信濃町付近で、中央線の快速電車と代々木のNTT Docomoのエンピツビルを金網の間からレンズだけ出して撮影。
自転車に乗った少女から国立競技場の場所を尋ねられる。自分もこの辺りの地理には詳しくないが、大きな照明が見えたのであそこですと答える。しばらく歩いて近くにあった地図で確認してみると合っているようなので一安心。


桜の季節が終わって、若葉の季節がやってきた。まだ、出始めだが、新緑の季節もすぐそこに来ている。

新宿三丁目夕景 伊勢丹

うー忙しい…
とにかく細かい仕事が多くて追われるように一つ一つをこなすだけだ。
そんな中、新宿のスタッフからプリンタが壊れたとＨｅｌｐが入った。とりあえず新宿へ向かう。

新宿三丁目は夕暮れ時、雨がポツリポツリ、街全体が青く染まって綺麗だ。思わずデジカメを取り出して撮影を行う。


新宿伊勢丹。近くで見ると重厚でヨーロッパの建築物のようだ。


プリンタの修理も無事終わり、会社に戻る。あぁ今日も残業だ…

桜 チバリーヒルズ

毎日毎日桜の写真ばかりですみません。

高級住宅街チバリーヒルズ（正式名称ワンハンドレッドヒルズ）横の道路沿いの桜並木が見頃を迎えていた。

桜の下を歩く少女、なぜか青春時代を思い起こさせる風景でシャッターを押した、
でも、第三者的な目でみると不審者っぽかったかも…


桜並木の向こうはチバリーヒルズ。「家の見学お断り」という看板が立っていて中に入る者を拒んでいる。時折、犬の散歩の人が入っていくが、犬の散歩は家の見学とは違うので入ってもいいのかもしれない。


桜と路面が太陽に照らされて綺麗だった。スーパーカーでも写っていれば絵になったかも。ここら辺りでも、時々フェラーリが走っているのを見かけることがある。

桜 千葉市・創造の杜

この一週間、ブログも桜を中心とした花ばっかりだったが、今日も天気は良いし、千葉の桜もようやく満開となったので、デジカメを持って近所に出かけた。

創造の杜は調整池を兼ねた公園で、池の脇に小さいながらも桜並木がある。
桜の下の芝生に腰を下ろして花見を楽しんでいる人たちが何人かいる。この程度の人ならゆっくりと桜を見られる。酒宴をしている人たちはおらず、純粋に桜を楽しんでいるという感じで好感が持てる。


太陽の光で桜がキラキラと輝くような写真を撮りたいと思っているのだが、なかなか難しい。


何て花なのか知らないのだが、白い小さな花がたくさん咲いていた。バックには桜を入れて。

花の写真

実際のところ花にはあまり関心ないのだが、やはり美しいものを見ると純粋に写真を撮りたくなる。


白い蔵とピンクの花の対比が綺麗だ。村の春という感じ。


黄色い花をバックに梅。一番上の写真と同様に望遠を使って遠くからアップで撮影することで、バックをぼやかして浮き立たせてみた。

ほとんど人が通らない山道で、花にカメラを向けている時間というのも心が和むものだ。

火の見櫓 鐘

近所の里山を歩いている時に、山の中腹に鐘が吊るされているのを見つけた。
小さな神社と続く急な坂道の途中にポツンと置いてあった。
木槌が紐で結わえられて、いつでも準備万端。火災あるいは祭りの時にでも鳴らすのであろうか。


同じ日違う場所、こちらには簡素な火の見櫓に鐘が吊るされている。
桜が咲き、里山の風景が広がっているが、付近は大規模な土地改良工事が行われているので、来年あたりは大分風景が変わってしまうかも。

先日、別の場所で火の見櫓が重機で解体されている現場に出会った。老朽化が進めば解体撤去されるのは当たり前だが、また１つ懐かしい風景が消えていくようで寂しい気持ちになった。

東京夜旅 第９１夜 靖国神社・九段

九段・田安門付近から九段会館方面を撮影。柵にカメラを置いて２．５秒間の露光で撮影。古風な九段会館とお濠そして桜は良く合っていると思う。


あたり一面靖国通りも桜が満開、多くの夜桜見物の人が行きかっている。

歩道橋にカメラを置いてこちらも２．５秒の露光。三脚を持たなくても、手頃な場所にカメラを置いて撮影することで、コンパクトデジカメでもこのような作品風に仕上げることができる。ちなみに、手ぶれを防ぐためにシャッターはタイマー設定にする。


靖国神社の屋台はまさに昭和の雰囲気で好きな場所のひとつだ。食べ物の種類も多く、漂ってくる良い香りがたまらない。