里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

コウヤワラビ 黒褐色の胞子葉

2021-02-06 | 日記
松島町手樽地区東部、海岸にほど近い耕作放棄地の畦道に、黒褐色の穂状のものがたくさん突っ立っています。枯草の間を探すとコウヤワラビの枯葉が見つかったので、たぶんその胞子葉なのでしょう。羊歯植物なのに、球状のものがたくさん付いた穂状になっていますから、何かの実か穀類のようにも見えます。この球状のものは胞子葉の小羽片が丸まったもので、中にたくさんの胞子嚢が入っています。             . . . 本文を読む