里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

バイカウツギ 黄海の北上川沿い

2019-06-12 | 日記
一関市藤沢町黄海地区南西部、北上川に沿う県道を走行していると、山側法面に白い花を付け
た低木が時々見られます。運転中なのでざっとしか見られませんが、何となくバイカウツギの
ような花付きです。「でも・・バイカウツギは海寄りに自生しているのでは ? 」
少し走るとまた咲いていたので車を止めて確認すると、やはりバイカウツギです。
ただ、花びらが散っている枝もあるので、花の盛期は過ぎていますね。
幸い前後に車が走っていないので、少し離れた2株を撮影してきました。




                             二枚とも2019.6.11撮影

黄海地区の北上川沿いの岩盤は硬い頁岩や礫岩からなっていて、崩落の危険性が低いためか
モルタルの吹き付けがなく、岩が露出しています。それで道路工事の規模が小さく、周囲の
木々も伐採されないため、バイカウツギのような低木も残されているのでしょう。
山側法面は西向きで、上には落葉高木が枝を広げていますから、日差しが得られるのは夕方
の3~4時間と思われます。


                                 2019.6.11撮影

バイカウツギは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
バイカウツギ 上品な白花


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