東松島市上下堤地区、国道45号線近くの集落道を歩いていると、道路より一段高い畑の法
面にたくさんの赤い葉が見えます。歩み寄って観察するとアメリカフウロの根生葉で、寒
さで葉焼けして赤くなったのでしょう。よく似たゲンノショウコの葉は、この時季には葉
表に紅紫色の斑点が入っていますから、容易に識別できます。
道路端に生えているアメリカフウロは時々見かけますが、もっと小振りで貧相な感じがし
ます。時に踏みつけられるでしょうし、土が痩せていますからね。
それに対して畑の法面は地味が肥えているのか、葉も株の広がりも大きく見えます。
2021.2.6撮影
交通量の多い幹線道路沿いや市街地周辺では、けっこう帰化植物を見ることができます。
風が舞って綿毛の付いた種子を運んできますし、通過する車両に付いた泥土に含まれる粒
状の種子がこぼれ落ちることもあるでしょう。それに集落内や住宅街のように、頻繁に草
むしりされることもありませんからね。
2021.2.6撮影
アメリカフウロは2016年の2月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5caf48132483ea7028bee106f544cea9
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