登米市東和町嵯峨立地区北部、小河川に並行する作業道を上がって行くと、下には流れの
割に広い河川敷や河畔林が広がっています。暖かな日差しを受けて、河川敷には何かの根
生葉らしき緑が散生しています。少し斜面を下ってから、河川敷を横切って行くと、根生
葉の多くはタネツケバナやハコベのたぐいですが、そんな中に深裂した大きな葉が生えて
いるのを見つけました。これは河畔に多いオオハナウドの根生葉と思われます。
二枚とも2021.3.4撮影
念のためネット記事でオオハナウドの根生葉の写真を探すと、同じような写真が載ってい
たのでオオハナウドで間違いないでしょう。
オオハナウドの根茎は、生薬の独活(ドッカツ)の代用として用いられました。
日干し乾燥させた根茎を煎じて服用すると、関節の痛み、リューマチ、頭痛、慢性気管支
炎などに効果があるようです。
2021.3.4撮影
オオハナウドは2017年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/579b566f94d151433aae4709f6d74fcb
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