登米市東和町嵯峨立地区北部、小河川に並行する作業道を上がって行くと、斜面下や林縁
にたくさんの根生葉が生えています。その葉はシダの葉のように羽状に細かく切れ込んで
いますから、シャクかその仲間と思われます。
今は日当たりがよいのですが、木々の葉が開き始めると木陰になるような場所です。
二枚とも2021.3.4撮影
葉は2回羽状複葉で、小葉は細かく深裂して縁には鋸歯があります。葉質は薄く柔らかく、
シダに似ていますね。葉表にやや光沢があるのは、芽出し直後だからでしょう。
ネット記事で根生葉の写真を見比べると、セリ科のシャクで間違いないようです。
シャクの根茎には精油(リグナン)が含まれていて、初夏に根茎を採取して陰干ししたものが
生薬の峨参(ガサン)で、消化不良、滋養強壮、頻尿などに効果があるようです。
2021.3.4撮影
シャクは2016年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/17604975f55dbf8dea92695d8db467e0
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