大郷町石原地区西部、山中での踏査を終えて、山裾の農道を集落方向へ歩いて行くと、山側から枝垂れるように茎を伸ばした、ユリの仲間らしき植物が7~8株生えています。草姿から、ナルコユリかアマドコロでしょうね。歩み寄って観察すると、茎の断面が丸く、葉身の幅が狭いのでナルコユリでしょう。
葉の間から、暗緑色の丸い実が鈴生りになっているのが見えます。秋には黒熟しますが、まだ半熟状態と思われます。
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大郷町石原地区西部、農道から山裾の細道へ入って行くと、行く手に溜池の土手があって、これを登って行くと丈のある草が茂っています。深い草むらに分け入ると、ヨシやセイタカアワダチソウにつる草が絡んでいて、濃紫色の花が点々と咲いています。ヒトデ形の花と長楕円形の葉から、タチカモメヅルの仲間と思われます。咲いている花は少ないのですが、たくさんのツボミが付いていますから、花の盛期は来週あたりからでしょうか。
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一関市花泉町永井地区中央部、低地の水田地帯から丘陵上の国道方向へ上がって行くと、民家の向いに1~2mもある背高な植物が茂っていて、先端に直径7~8cmもある大きな花を付けています。最近はあまり見なくなりましたが、かつての山村では集落道脇や民家の庭先によく咲いていたように記憶しています。たしか・・オオハンゴンソウの園芸種かと。
二 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北部、丘陵地の狭間の小沢に沿った農道を上がって行くと、道脇に小広い湿地が広がっています。かつては田んぼとして耕されていたのでしょうが、このような狭間にある田んぼは水はけが悪く、機械化が進んだ稲作では嫌われてしまって、耕作放棄されてしまうのでしょう。
湿地の中を覗き込むと、群生するスゲの中に特徴的な葉の羊歯が点々と、或いは10~20枚と群生しています。名前は判りませんが、草姿が . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北部、丘陵地の麓の集落道を東へ行くと、耕作放棄地の法面に橙赤色の花が群れ咲いています。時季からしてヤブカンゾウでしょうか。歩み寄って観察すると、花が八重咲ですからヤブカンゾウで間違いないですね。仲間のノカンゾウは湿地に生えますし、花が一重ですから見間違うことはありません。
の
二枚とも2020.7.30撮影
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