登米市中田町上沼地区北東部、丘陵地中腹の林道を東へ上がって行くと、背高な篠竹が密生していて、そこにノイバラやアケビのつるが絡んで、より濃密な藪になっています。そんな藪の上を這うつる草に、幾つもの白い花が咲いているのが見えます。間近で観察すると、花びらの先が二つに裂けていますから、ナンバンハコベですね。分枝したつるの先には、直径8mmほどの丸い実も幾つか見えます。ナンバンハコベのつるは、普通の草藪で . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、山裾の農道を南へ緩やかに下って行くと、山側にヌルデらしき木が何本かあって、上向きに白い花房が咲いています。歩み寄って葉を観察すると、葉軸に翼があるのでヌルデで間違いないですね。花を観察すると、まだツボミの状態の花房が多いので、花の盛りは数日後と思われます。
二枚とも2020.8.14撮影
ヌルデは雌 . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、溜池下の農道を集落方向へ下って行くと、丘陵地の林から小高木が枝を差し掛けていて、その先に小さな青い実が幾つか生っています。数年前に、この辺りで赤く熟したカマツカの実を観察したことがあるので、これもカマツカの実でしょうね。まだ実が痩せているので、色付き始めるのは3~4週間後でしょうか。
二枚とも2020 . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、北上川堤防を越えると河川敷に何枚か畑があって、そこに何かの豆が植えられた畝が数本あります。立ち寄ってみるとササゲのような豆が生っていて、大豆くらいの草丈の株に点々と花も咲いています。花はごく淡い紅紫色の蝶形花で、花の直径は3cmほどありそうです。今までササゲはつる状の種だけと思っていましたが、丈の低い種もあるんですね。
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大郷町石原地区西部、集落の外れに墓地があって、その脇が草地になっています。そこに20本ほどのナツズイセンが咲いていますが、去年ここを訪れた際には咲いていなかったような ? 既に花期を過ぎていたのかも知れません。
二枚とも2020.8.6撮影
ナツズイセンは有毒植物ですが、薬効もあるようで生薬名は鹿葱(ろくそう)。有効成分はアル . . . 本文を読む