里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤブカンゾウ 耕作放棄地に群生

2020-08-04 | 日記

一関市花泉町永井地区北部、丘陵地の麓の集落道を東へ行くと、耕作放棄地の法面に橙赤
色の花が群れ咲いています。時季からしてヤブカンゾウでしょうか。
歩み寄って観察すると、花が八重咲ですからヤブカンゾウで間違いないですね。
仲間のノカンゾウは湿地に生えますし、花が一重ですから見間違うことはありません。

                              二枚とも2020.7.30撮影

ヤブカンゾウのツボミには薬効があり、生薬名は金針菜(きんしんさい)。
ツボミを採取して一度蒸してから、日干し乾燥したものを用います。
貧血や不眠症の改善、消炎、精神の安定などに効果があると言われています。
薬効成分はヒドロオキシグルタミン酸、コハク酸、ベータ・シトステロールなど。

                              二枚とも2020.7.30撮影

ヤブカンゾウは2016年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f276f756ed358ff7d89f7eabf043db75

 

 

 



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