登米市登米町日根牛地区南部、山地中腹の林道を北へ歩いて行くと、山側法面の低木に幾
つか赤い実が生っています。これはウグイスカグラの実で、よく見ると完熟して半透明に
なっていて、中の種子の部分がうっすらと透けて見えます。
小さな木ですから実の数も少なく、5~6個しか生っていない木もありますし、多い木で
も15個ほどでしょうか。そこそこ整った林道ですから、法面も数年に一度刈り払いされ、
木が太れないのでしょう。
二枚とも2021.6.14撮影
ウグイスカグラは林内でも見かける木ですが、実がなっているのを見たことがないので、
樹陰では実が生らないのかも知れませんね。また、日当たりの良い伐採跡地で、若木を見
かけることもあります。野鳥とかタヌキが実を食べ、糞とともに種を散布し、それが発芽
したものと思われます。
2021.6.14撮影
ウグイスカグラは2018年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴は、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/99f7e1f930611510c42d9afbe001a375
ただ樹皮が白っぽく、樹形もイマイチなので我家の庭には植えていません。