山地中腹の車道を上がって行き、雑木林を抜けると広い芝地が広がっていて、公園のようになっています。その隅の方に赤紫色の花が群れ咲いています。歩み寄って観察すると、花が赤紫色の蝶形花ですからハギの仲間ですね。ただ、よく見かけるヤマハギやマルバハギと違って、茎がしっかりと立ち上がることなく枝垂れていて、それが互いに寄り掛かって藪状に茂っています。
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気仙沼市本吉町、山地中腹の車道を上がって行くと、山側法面下の半日陰に淡青色の花が点々と咲いています。花茎を立てて5~10個ほどの花が横向きに咲いているのでギボウシ類でしょうね。宮城県北では8月中旬頃から咲き始めるのがふつうなのですが、ここは1ヶ月ほど遅いようで、道路端ですからたぶん一度刈払われてしまい、その後再度花茎を立てて花を咲かせたのではないでしょうか。
根生葉を確認すると葉の枚数が多く、そ . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、山地中腹の車道を上がって行くと、鬱蒼とした雑木林を抜けて伐採跡地を行くようになります。道路近くには小高木も点在していて、よく見るとたくさんのドングリが生っています。葉の形からコナラの木で、この種は樹高15m以上にもなる高木ですからドングリを手近に見ることは稀です。だいたいは落ちているドングリを拾いますよね。
今年はドングリの生り年のようで、他にも4~5本の小高木にたくさん生ってい . . . 本文を読む
石巻市十三浜地区、海岸近くの林道を行くと杉林と雑木林が交互に現れ、しばらく行くと海側が急斜面になるため殆どが雑木林になります。そんな林道の山側法面で見つけたのがツチグリの仲間で、丸い子実体は胞子を放出する前のようで形が崩れていません。きれいなキノコが2個、少しはなれて胞子を放出して崩れたキノコが1個、数は少なめですね。
キノコ図鑑でツチグリを出し、その前後のページをめくっているとよく似たキノコが . . . 本文を読む