白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

農耕民族の末裔なのだと心から思う

2014年07月13日 21時38分29秒 | 日記

このキュウリは太くても柔らかい八町きゅうり。

この地方で古くから作られているきゅうりだ。そろそろ収穫時。

ジャガイモ掘りををした。

春先の植え付けから芽かき、土寄せ、草取りと結構手をかけてきた。

それだけ収穫の喜びは大きい。

普段の仕事は朝から1日中パソコンに向かっている仕事なので、土と触れあうことは精神のバランスを取る上でとてもいい。

今年のジャガイモの出来は90点。昨年は60点、一昨年は40点。

大豆畑の草取りに今は追われているが、草取りも結構楽しい。

トマトの手入れも、モロコシの追肥と土寄せも、ナスの手入れもまだまだ農作業が手ぐすねを引いて待ち構えているけれど、それもわくわくの種。

 

1年契約の契約社員の身分もあと2日で終わる。1年延長したので2年間働いた。

また延長をと乞われたけれど、毎日パソコンと向き合うだけの生活はつまらない。

もうこの仕事は十分やり尽くした。

晴耕雨読の暮らしこそ人間の本来の姿だと、心から思う。

デジタル化されたあまりにデジタル化された今の社会の中で、どんどん人間が壊されていく気がした。

人はどんなに偉そうなことを言っても、農民の作った米や野菜を食べなければ生きて行けないではないか。

人間の暮らしの原点がそこにある気がする。

俺は農耕民族の、弥生人の末裔なのだと最近改めて強く感じる。

退職しても年金の満額受給まではまだ2年以上あるけれど、今まで働き続けてきたのだから、ただ生活の糧を得るだけの仕事から解放されて、やりたいことをやってみることも許されよ

う。もう、終わりが見えているのだから。

 

長い間、この日記を更新しなかった。仕事でパソコンは食傷気味だったのだ。

土いじりをしていると今度は少しパソコンに触ることが精神のバランスを取る上で必要になるかもしれない。まあ、ぼつぼつ更新していこう。