我家では他の二家族と共に専用の畑を借りて大豆、黒豆、青豆を栽培している。
この豆で、先日味噌を仕込んだ。
出来上がり12kg。我家で消費するには十分な量だ。
この味噌作りは四ババが担当する。
四ババはかみさんが働いている保育園の元仲間達。
一緒に組合作りもしたし、長い間苦楽をともにしてきたのでキヅナも強い。
今はもう、かみさんがパートで働いているだけで、他の三人は退職している。
それでも、四ババは毎年旅行にも行く。
今年は三月に伊豆大島に行って来た。
さらに時々お食事会もやっている。
一人は専業農家になっているので、他の三人が豆づくりをしている。
とはいっても、耕したり、草取りをしたり、そんな手入れのほとんどは僕がやっている。
畑も僕の友達が無償で提供してくれている。(もちろん気持ちばかりのお礼はしている)
そんな畑で採れた大豆は、西山大豆として有名な中条村(現長野市)から仕入れてきた一人娘という豆。
炒って食べてみた。
これまでになく甘さがある。
それでは豆腐にすれば間違いなくうまいに違いない。
そこで豆腐を作った。
豆腐は甘くてコクがあって、大地の恵みという言葉がそのまま実感できるような出来栄え。
市販の豆腐は確かに安いし、楽だけれど、いかにも工業製品というような感じがして、原料も遺伝子組み換えとか輸入品の農薬とかが心配。
その点手作りは大変だが、安心でうまい。
自分で作れるものは自分で作る。
これが、田舎暮らしの醍醐味。
これが本来の人間の暮らし。
今日は納豆を仕込んだ。
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