真田家ゆかりの地、松代へあんずの花を見に行った。
あんずの名所は千曲市の森が有名だが、へそ曲がりの僕はマイナーな松代へ毎年行っている。
桜の花より一週間くらい早くて、今が見ごろだろうと見当をつけて出かけた。
遠くから見ると、緑のじゅうたんにピンクの刺しゅうを施したよう。
背景には尼厳山(あまかざりやま)。
晴れていれば、残雪の北アルプスも見えるのだが、今回は雲の中。
花びらは桜より濃いピンク。
花の期間は十日くらい。
花の命は短くて...桜の二週間より短い。
あんず祭りの登り旗を立てて、食べ物やはちみつ、農産物などを売っている。
タケノコ汁をベースに、うどんを入れたものは五百円。美味しかった。
帰宅後、木工作業。
保育園に頼まれた鳥小屋に、掃除用具をかけるところが欲しいとのことで、作成してみた。
L字型の金具をねじ込めば済むのだが、保育園児には優しくない。
これを園児の背の高さくらいのところに止めてやれば、ほうきやちりとりが掛けられるだろう。
夜、かみさんが保育園から帰ってきて、言った。
『もうひとつ、室内で飼っているうずらのももちゃんの小屋も作って欲しいって』
うーむ、そう来たか。
そこで、小屋の構想と設計に取り掛かった。
夜、零時を回る頃、やっと設計図が出来た。
他に、小さなおうちの屋根の修理、鳥小屋の屋根の設置、既存の園舎の樹木の伐採、古い鳥小屋の解体などの作業があり、なかなか山登りに行けない。
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