白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

夏が静かに去っていった 

2021年09月08日 19時25分07秒 | 日記
オリンピックとパラリンピックが終わった。
この期間、できるだけ静かにやり過ごした。
あんな状況の中で、競技を無心に楽しむなんてできない。
テレビでの観戦は一切しなかった。
マスコミはほとんどオリンピック報道にジッャクされてしまった。
県境を越えることにも気兼ねせざるを得ない状況の中で、国境を越えることはいともたやすいと知らされた。
様々な愚策の末、時の権力者は退かざるを得なくなった。
『新自由主義の終わり』の始まりであることを願う。

このところ急速に涼しくなった。
隠れ家のストーブを設置した。
5,000円くらいで購入して、3年くらい使用した。
薄い鉄板で出来ているので、赤さびが目立つが、まだ穴はあきそうにないので、この冬も使うことにした。
ただ、炎が見えないのはどうにも残念だ。ネットで調べてみると、ガラス付きの扉に交換出来ることが分かった。
送料込み2,500円以下なので早速注文。
暑い暑いと思っていたら、もう寒いくらい。
夏は突然に、静かに去っていった。

今の家は築26年。
これまで畳は替えたことがない。
思い切って替えることにした。
8畳の部屋しか和室はない。
見てもらうと畳表の交換だけで済むという。湿気をほとんど吸っていないので、畳床はしっかりしている。
値段は安いのは中国製で、6,000円~7,000円くらい。
国産は8,000円、10,000円、12,000円。
8枚だけなので思い切って12,000円の最高級品を選んだ。
畳の上に載っているのは古い畳表。
これまでの畳のように、赤く焼けることはないという。

すっかり新しくなった青畳。
何よりイグサの香りがたまらない。
26年前、初めて入った新築の和室以来だ。
もう自分が生きている間は替えないで大丈夫。
今夜はこの香りの中でぐっすり眠ろう。

このところ、お気に入り登録しているブロガーのブログもほとんど読む気力がない。ましてや自分で書く気にもなれない中で、どうでもいいことを取り留めもなく書いている。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (錫杖)
2021-09-09 14:16:29
わたしも同感です。
コロナの自粛続きで人間の行動心理い変化が起こってきてるのでしょうか
 
 少し前の自身の記事を見ていて、こんなにアクティブにモチベーション高く行動していたのに今の自分はどうなってしまったのだろうか と少し鬱っぽくなってる自身を実感しています。

 先日 思い切って乗鞍岳に登った時の感想は、山がリセットしてくれていたんだという事でした。

 
返信する
Unknown (nob)
2021-09-09 21:07:41
今、心の底からのんびり裏銀座の縦走をしてみたいと思っています。後、聖から三伏峠も。ただ、コロナ騒ぎの中で、山小屋の状況やテン場のことを考えると躊躇せざるを得ません。僕はテントの中の寝袋で寝るのが一番ぐっすり寝られるのですが、無性にそこに身を置いてみたいと焦がれているのです。
今はただ、錫杖さんの写真に癒されるのみ。
返信する

コメントを投稿