そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

「新宿を語る仲井戸麗市さん」を感じる日常。

2014-01-25 23:36:09 | 日々の泡立ち。


 昨年の暮れから、高田馬場・早稲田エリアの編集部に通っている。
そう仲井戸麗市さんが生まれ育った場所。青柳さんは、お昼休みや
仕事がはけた後、周囲を歩き回る。

 壁につたおはわせた何とも昭和を感じさせる喫茶店をみつけると、
この店のただずまいが、チャボさんの歌、「コーヒーサイホン」を書か
せる事に何か影響を与えたのではないかと思いを巡らせたりするの
だ。

 チャボさんは、近所で育ったから「アイ・ワズ・ボーン・イン新宿」とお
おぐくりして見せるが、違う土地からきた人間にとって新宿は広い。チ
ャボさんの住んでいたこの早稲田のエリアで、新宿の駅近くで空をこ
がした「炎の柱」がどんなものであったかを感じる事が、極めて、重要
な事のように思えるのだ。

 と、まぁ、こんな感じで毎日を過ごす事が最高に楽しい。しかし、ここ
まではチャボファンである青柳さんとの極私的な遊び。でも、コンナ事
をしていても、一応は、文筆で生業銭を得たりする人間なので、普遍
性のある事もつかんだりするのだ(笑)。

 思い起こせば、チャボさんも、忌野清志郎さんも、泉谷しげるさんも
学生の多い街で育った。子供時代から、楽器にいかれたお兄さんが
近くを闊歩したのだろう。子供の頃に埋め込まれたものがあるから、
50歳や60歳になってもギターがどうだ、ロックがどうだとやっている
のだろう。

 かくいう青柳さんも、生まれ育った家の近くにトルコ風呂という悩ま
しい施設があって、作家先生に名前をつけられたという子供時代が
なければ、いまだにサブカルチャーがどうの、人間の生きざまがどう
のとこだわったりはしていないのだろう(笑)。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/

マイスペース(演奏動画)
http://www.myspace.com/tokyojuggler



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778

2013「お花見ライブ」ドキュメント(撮影・埼玉県大宮ジャンキング・ギター・ジュンさん)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LKg1Boz1Ngg#!