8月16日~17日は、前穂高岳北尾根をガイドしてきました。
穂高はもちろんのこと、日本を代表するバリエーションルートと言っても過言ではない前穂北尾根です。
最近は地震や大雨などの影響により以前に比べてルート全体をとおして随分と不安定になって、いつか大きな山体崩壊が起きるのではないかと少々心配になります。従って単純なクライミング技術云々以前に「山に対して如何に落ち着いて優しく確実な動作で行動できるか」が安全のカギとなります。
さて、雨の中の入山でモチベーションが下がりそうになりましたが、メインの北尾根は晴天に恵まれてしっかり楽しみながら登っていただくことができました。
雨の中、上高地を出発です。
翌朝は満点の星空の下、涸沢ヒュッテを3時30分に出発して北尾根に向かいました。
5.6のコルから5峰を望みます。
5峰への途中で日の出を迎えました。
左奥には常念岳が頭を覗かせています。
左から奥穂高岳、涸沢槍、北穂高岳を眺めながら登ります。
5峰ピークからの4峰
浮石だらけの瓦礫の積み重なりのような4峰を登ります。
北尾根は20回以上は登っていますし、コンディションの良い時、悪い時様々な状況下で登っていますが僕的には4峰こそ核心部と思っています。なので特に慎重に確実な動作を心がけていただきながら上をめざします。
遠くの絶景をバックに気持ち良い箇所も多々あり!
涸沢を足下に気持ち良い登行です。
4峰ピークからの次なる3峰を望みます。
とはいってもこの辺りからすっかりガスに包まれてしまいました。
3峰核心の3ピッチはロープを分けて1人1本づつのロープで登ります。
核心部を抜けてさらに上部を登ります。
3峰ピークからの2峰
あと一息です!
2峰ピークからは懸垂下降で1峰とのコルへ下り立ちます。
通常ガイド山行ではロワーダウンをされる場合が殆どですし僕的にもその方が圧倒的に早くて楽ですが、以前に岩場講習で懸垂下降の練習をしていただいたことがあったので折角なので本番で実践していただきました。だってその方が「自分の技術を使った」感があって楽しいでしょ!
前穂高岳山頂まであと10m!
ガンバですよ!
前穂高岳登頂! おめでとうございます!
お二人とも前穂高岳には過去に登られたことがあるとのことですが、やはりバリエーション、それも北尾根からの登頂となると嬉しさが違いますね!
この後、重太郎新道から岳沢を経て上高地へ下山。
今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!
穂高はもちろんのこと、日本を代表するバリエーションルートと言っても過言ではない前穂北尾根です。
最近は地震や大雨などの影響により以前に比べてルート全体をとおして随分と不安定になって、いつか大きな山体崩壊が起きるのではないかと少々心配になります。従って単純なクライミング技術云々以前に「山に対して如何に落ち着いて優しく確実な動作で行動できるか」が安全のカギとなります。
さて、雨の中の入山でモチベーションが下がりそうになりましたが、メインの北尾根は晴天に恵まれてしっかり楽しみながら登っていただくことができました。
雨の中、上高地を出発です。
翌朝は満点の星空の下、涸沢ヒュッテを3時30分に出発して北尾根に向かいました。
5.6のコルから5峰を望みます。
5峰への途中で日の出を迎えました。
左奥には常念岳が頭を覗かせています。
左から奥穂高岳、涸沢槍、北穂高岳を眺めながら登ります。
5峰ピークからの4峰
浮石だらけの瓦礫の積み重なりのような4峰を登ります。
北尾根は20回以上は登っていますし、コンディションの良い時、悪い時様々な状況下で登っていますが僕的には4峰こそ核心部と思っています。なので特に慎重に確実な動作を心がけていただきながら上をめざします。
遠くの絶景をバックに気持ち良い箇所も多々あり!
涸沢を足下に気持ち良い登行です。
4峰ピークからの次なる3峰を望みます。
とはいってもこの辺りからすっかりガスに包まれてしまいました。
3峰核心の3ピッチはロープを分けて1人1本づつのロープで登ります。
核心部を抜けてさらに上部を登ります。
3峰ピークからの2峰
あと一息です!
2峰ピークからは懸垂下降で1峰とのコルへ下り立ちます。
通常ガイド山行ではロワーダウンをされる場合が殆どですし僕的にもその方が圧倒的に早くて楽ですが、以前に岩場講習で懸垂下降の練習をしていただいたことがあったので折角なので本番で実践していただきました。だってその方が「自分の技術を使った」感があって楽しいでしょ!
前穂高岳山頂まであと10m!
ガンバですよ!
前穂高岳登頂! おめでとうございます!
お二人とも前穂高岳には過去に登られたことがあるとのことですが、やはりバリエーション、それも北尾根からの登頂となると嬉しさが違いますね!
この後、重太郎新道から岳沢を経て上高地へ下山。
今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!