9月13日~14日は、前穂高岳 北尾根のガイドでした🏔
多くの登山者が憧れる日本を代表する岩稜バリエーションルートです。
今シーズン3度目の北尾根ガイドでし今回も素晴らしい晴天☀に恵まれて快適な登攀を心行くまで楽しんでいただけました☆彡
涸沢入山、岳沢下山なので今回は往路に徳沢園で休憩をして名物のコーヒーソフトをいただきました。
横尾から前穂北尾根を望みます。横尾側、涸沢側のどちら側が表か裏か分かりませんが、ここ横尾から眺める北尾根もなかなかの聳え具合で格好いいのです。
涸沢からの前穂北尾根
翌朝は3時30分に出発して5.6のコルへ。
5峰のテッペン辺りで日の出を迎えました。
富士山、南アルプスもクッキリ☆彡
4峰が朝日に染まります。
北穂高岳、槍ヶ岳方面も赤く染まり始めました。
山全体が瓦礫の積み重なりと浮石だらけの4峰を慎重に慎重に登ります。
4峰テッペンからの3峰
奥穂高岳大きく存在感ある姿を眺めながら3.4のコルへ向けて進みます。
3峰の1ピッチ目を登ります。
続いて有名な3峰チムニーを登ります。
更に急な凹状フェースを登ってこられます。
3峰のテッペンをめざしてひたすら岩登りが続きます。
3峰テッペンからの2峰
2峰テッペンからの1峰(前穂高岳)
2峰テッペンからは短い懸垂下降
前穂高岳登頂! バリエーションルートの北尾根を経ての登頂!
本当におめでとうございます!
折角、登頂の喜びに浸っていた矢先、某登山ツアー会社の団体が登って来て山頂を占拠されてしまいました。ガイドは大きな声を上げてあれこれ指示を出してるし、他の登山者も写真撮影出来ずに困ってるのに大きな旗を広げて集合写真の撮影を始めるしで登頂の喜びも束の間、一気に興覚めしてしまいました。
気持ちを切り替えて重太郎新道を下山、岳沢キャンプ場まで下ってきて奥穂南稜を眺めます。
トリコニーの岩場が聳え立っているのがクッキリと望めます。
岳沢小屋に立ち寄って休憩。お決まりとなりつつある、名物の手作りティラミスをいただいて山行の締め括りです。
この後、上高地に下山して今回の2日間の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!