旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

算術的に増やしてはダメ

2010-01-18 23:55:00 | トレーニング理論
トレーニングの量や負荷は、
生体諸器官と諸系統の向上のため、
徐々に、しかも持続的に強度を
増していくものであるが、
算術的な増やし方をすべきではない。
中枢神経系の機能を完璧なものに
するためには特に慎重な態度が要求される。


『サンボ入門 理論編』より



「今日10回やったから

明日は11回」


「今週は10キロの重りをつけて、

来週は15キロを・・・」


何の根拠もない

この様な負荷の増やし方は

どのような目的で

トレーニングをしているのかを

既に見失っています。


RPの特に上級編に移ると

重りを使って行う種目もありますが

いつ、どれだけ負荷を増やすのかは

自分の身体が教えてくれます。


簡単です。


今の負荷で楽になったら

増やせばよいのです。


RPでは各種目の回数は

決められていますので

上級編の内容が

重りをつけなくても

回数をこなせない場合

体の使い方がわかっていない

可能性が大きいと思われます。


初級編の種目が

しっかり出来るようになってから

上級編に移りましょう。




「サンボ入門 理論編」は

【トレーニング理論】
【回復法】
【技術理論】
【練習法】 など

サンボラボが研究してきた

様々な理論がぎっしり詰まっています。


これからサンボを学ぶ方はもちろん

既にサンボを練習している方にも

是非一読してもらいたい自信作です。


柔道や柔術をはじめ

他の格闘技の選手にも

参考になりますので、是非どうぞ!


購入はサンボラボSHOPから



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