銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

紀の国湯(東京・蓮根)

2025-02-08 07:17:00 | 銭湯
#紀の国湯





都営三田線
#蓮根
▲蓮根駅

▲板橋区なので23区の中ではかなり端っこのところだ


▲地下鉄だけど地上にでている



▲改札口

▲東口にむかう


▲東口を出たところ。目の前の横断歩道を渡り

▲そのまま真っ直ぐ



▲徒歩15秒で、紀の国湯の看板がみえてくる

▲左はマンションの入り口


▲右に進むと


▲奥に入り口がみえてくる




▲到着

ほぼ駅前にあると言っていい立地。
入り口に入ると、入り口からスペースがかなり広い。この時点で設備に関しては期待がもてる。
靴をあずけて中に入ると、右側に斜めに設置されたフロントがある。
2人の女性が立っており、ひとりは70代後半あたりの女性で、もうひとりは50代ぐらいの女性。
最初は70代ぐらいの女性が対応してくれて、「貸しタオルはありますでしょうか?」とたずねると「ないんですよ」と言われた。買うしかないという。ところが手ぶらセットような使い捨てタイプはなく、けっこう高いものばかりだった。そこですかさず50代ぐらいの女性が声をかけてきて、「サウナセットならタオルがついていますが。いまなら誰も入っていないので、一番最初に入れますよ」と案内してくれた。
サウナセットだと950円。こちらもそれなりのお値段であるが、どうせ似た値段を払うならサウナも入れる方がいいに決まってる。そもそも一番最初の客という文言に心引かれた。なるほど、サウナセットにすることに。
「下駄箱の鍵はありますでしょうか?」と聞かれて渡すと、「サウナに入る時はこの緑のバンドをつけてはいってください。ロッカーは中に入って右奥にあります」と言い慣れた早口で教えてくれた。
ちなみに、フロント奥には休憩用のロビーがあるが、想像以上に広くて驚いた。
スーパー銭湯並みとまでは言わないけど、個人経営の銭湯でここまで広いところはちょっと記憶にない。そのまま飲食店を開けるぐらいのスペースだった。
女湯は左側で、右側が男湯だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


のれんをくぐって中に入ると、脱衣場もかなり広く、綺麗に整っている。
真ん中と右手前にロッカーが並ぶが、言われたとおり右壁のところにサウナ専用のロッカーがあった。
縦長でハンガーなどもついていたが、かなり細長く、これならふつうのロッカーの方がいいんじゃないかと思った。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室の扉をあけると、まずはその規模と瀟洒な雰囲気に圧倒される。
右側に並ぶ湯船が一般的な銭湯と違っていて直線的ではなくゆるやかな曲線を描いて奥まで続く。
そして真ん中には島カランがある。
左側は一番手前に立ちシャワーがふたつあり、この立ちシャワーの出はとても勢いがあってよかった。
肝心のカランのシャワーはというと、微妙なところで、幅(レンジ)が狭いので勢いはそれなりにあるが、やや使い勝手が良くないかなと感じた。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽は右側にあるが手前からみていくと、寝湯が2つ、手前の壁沿いに並ぶ。水まくらが機能していて冷たい。
奥に続く途中はなにもない空間で、さらに奥にかけて右側の壁沿いに電気風呂、ボディジェット、ハイパージェットが2つあった。ただし、一番奥のハイパージェットは止まっていた。
そこから短い通路を隔てて、さらに奥には水風呂がある。6人ぐらいが入れる広さで、手を入れてみたところけっこう冷たいと感じた。
おそらく14℃ぐらいだろうか。とにかくキンキンに冷えていて、先鋭化したサウナーたちはご満悦間違いない。


サウナはその対面にあたる左側に設置され、見るからにスペースが広い。
扉をあけると、二段構えながら横幅があり、重厚な作り。施設全体にお金を掛けてる感じがするが、このサウナには特に注力を入れてるようだ。
ただ最近のロウリュらしきものはなく、勝手に水を掛けたりしないでくださいという警告文があった。流行する前に作ったサウナなのだろう。
中に入ると、入った瞬間はそんなに熱く感じなかったが、上の段に座って斜め向かいに設置されたテレビをぼんやり眺めていると、まず鼻孔が痛くなり、次に目の乾きを感じ始めた。かなり乾燥しており一向に汗が流れる感じがしない。おそらく汗が流れる前に蒸発してしまっていたのかもしれない。
次第に肌や目や鼻が不快なほど痛くなり、マニア向けの突出したサウナであることに気がついた。こうなると、個人的には楽しめる範疇ではないので残念ながら短時間で出る羽目になった。
本場のフィンランド人からすると日本のサウナは乾きすぎて熱すぎるという声があるらしいが、それを強く実感することになった。


先ほどの浴槽と水風呂のあいだにある通路の奥には露天風呂の扉がある。
扉の先に進むと、露天風呂ではあるが屋根がしっかりとついているので、半露天風呂だった。
ただ外気が取り込まれていて、外にいるのと変わらない体感気温。
露天風呂は6人ぐらいが入れる大きさで、温度は40℃ほどだった。
浴槽の周りを取り囲むようにベンチや椅子が並んでいる。
外気浴をするにしても、ここなら場所が足りないことはほぼないはずだ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


客層は高齢者がメインであるが、サウナでは若い人を一人みかけた。
思ったよりもここでこサウナはそんなに人気がないのか、単に値段が高いせいか浴室は混んでる割にサウナがほとんど利用されてない印象だった。


全体を見渡すと一般的な銭湯というよりも、ミススーパー銭湯的な作りで贅沢な空間の使い方をしている。そして駅からかなり近いというのが嬉しい。
近くに住んでる身なら、日常的に通いたくなる好条件が揃った銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 蓮根
経路 東口から直進
周辺の環境 住宅や飲食店

●空間演出
建物外観 マンション銭湯
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 広いロビー
脱衣所 広くてきれい
シャワーの出 勢いがあるが幅が狭い
浴槽の種類 寝湯、電気風呂、ボディジェット、ハイパージェット、水風呂、露天風呂
サウナ あり
温度 40~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル なし
備え付け あり

◆人
受付 70代と50代の女性
客層 高齢者がメイン


【案内】

住所
〒174-0043
板橋区坂下2−33−4

電話番号
03-3960-2536

アクセス
都営三田線「蓮根」駅下車、徒歩1分

休日
月曜
祝日は翌日休

営業時間
15:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載

ゆラックス(東京・池袋)

2025-02-01 08:30:00 | 銭湯
#ゆラックス




JR山手線
#池袋駅
▲池袋の北改札口


▲出たら右に進み


▲いけふくろう(冬バージョン)を横目に見て

▲東口の出口を振り返る

▲外に出たら左にむかって


▲ビックカメラやZARAがみえてくるので、横断歩道を渡りZARAへと進む

▲ZARAの前を通り過ぎて

▲隣にあるビックカメラも過ぎて

▲方向としては西巣鴨方面だ



▲高速道路がみえてくるので、その下をくぐる

▲横断歩道は、右斜めと左斜めに進む

▲高速道路を抜けると

▲直進すれば

▲橋がある。この下は新宿湘南ラインと山手線が走っている

▲橋の左にある横断歩道を渡り

▲渡ったら、右の横断歩道を進む

▲細い道にむかって

▲入ってすぐの十字路で止まると

▲左折する

▲ちょっと歩くと

▲Y字路があるので右に直進

▲ゆるやかな坂道になっていて

▲工事中のアパートの前で止まると

▲左折する


▲すると左にゆラックスがみえてくる

▲マンション銭湯であるが


▲酒屋でもある

▲開店前

▲開店直後


▲シャッターが開くと、山積みの段ボールがみえる


出典:SPA首都圏netホームページ引用
▲到着


開店の5分ぐらいに前に到着したが、周りは誰もおらずあまり人気のないところなのだろうかと思っていると、開店時間直前になって数人の男女が集まり始めた。
開店時間を少し過ぎたあたりから右端のシャッターが開き、顔をのぞかせたのは60代前半ぐらいの女性。
最後のシャッターが開くと、張り付いていた客たちがなだれ込んでいく。


銭湯なのに酒の看板があるとおり、銭湯と酒屋を同時に経営しているところのようだ。
中に入ると、さっそく酒類や食料品が並んでいた。入り口そのものがそのまんま酒屋だった。ただ置かれた品数が少なく過疎地にある個人店のコンビニか農協を思い起こされた。
受付も通常の銭湯と異なっていて、酒屋のレジを使ってやり取りをするで、なんとも奇妙な感覚だ。
貸しタオルをお願いするとロッカーの鍵と一緒に手渡される。
ロッカーの鍵は緑色のナイロン製で、数字がかかれた中央部分にマジックテープで鍵をくぐらせている。腕に巻くバンド部分もマジックテープだった。
貸しタオルは有料だったが、使い切り石鹸と同時に支払ったのでいくらだったか失念してしまった。たぶん50円ぐらいだったと思う。
脱衣場の入り口は奥の端っこにあり、男女の浴室は週替わりになっているらしく、訪れた日の男湯は左側で、女湯は右側。靴箱は、脱衣場の入り口横に並ぶ。


出典:SPA首都圏netホームページ引用
▲この写真より品数が少なかったと思う。それと右側に段ボールが山積みになっていた


中に入ってのれんをくぐると、結構新しくてきれいだなと感じたのと、全体的には装飾がなくて無機質。
というのも、ロッカーはステンレス製で工場の更衣室のような雰囲気だ。
渡された鍵の番号を確認して自分のロッカーを見つけだす。


出典:SPA首都圏netホームページ引用


浴室に入ると、天井が低いためか狭く感じ、少し複雑な作りをしている。
カランは島カランが2つあるが、左側の島カランは右側のみで、数も3つしかない。そのカランの左端のところに薬湯の浴槽があった。
右の間仕切り壁のところにもカランが並び、手前の右側に立ちシャワーが1つだけある。
通常のカランはシャワーの勢いは悪くないものの線が細いので湯量そのものは少し物足りない。立ちシャワーは勢い、湯量ともに多かった。


先ほどの薬湯は、この日は青森ヒバの湯と命名され、お湯自体は無色だがヒバの香りを楽しむことができた。
3人ぐらいが入れる広さで温度は41℃ほど。思ったよりも温度が低くく、長湯にもってこいだ。


主浴槽はというと奥にあって、最初の左手前にせり出しているのが水風呂。こちらは3人ほどが入れる広さで、水温は18℃あたりとややぬるめだった。
奥に並ぶ主浴槽は、左側が浅浴槽で、右側が深浴槽に分かれている。
浅浴槽は遠赤外線バイブラと書かれてあったが、赤外線は灯っておらず、バイブラも少し微妙。
電気風呂もあるが、手を接触するほど近づけてようやく微かな電気刺激を感じる程度。ここまで弱い電気風呂ははじめてかもしれない。


右側の深浴槽は、ボディージェットとハイパージェットが並び、こちらはともに機能に問題なし。
温度は41℃前後なので誰もが入れる温度になっていた。そのため他の銭湯と比べて長湯している人が目立つ。


天井は低く、湯気抜きが機能していないのか湯煙が充満し、天井についた水滴が時折、頭に落ちてきた。
壁絵はタイル絵で、水車が複数ならび、その隙間を縫うように川が流れている。


出典:SPA首都圏netホームページ引用


客層は全員高齢者。大半が常連客だと思われるが、挨拶や会話はなかった。
女湯の方からは、活発な話し声が終始響いていた。


東京の銭湯だと希に兼業しているところがあるが、ここは受付まで一体化され、かなりユニークなお店だった。
池袋という都市部にありながら周囲の環境とは一線を画し、緩やかな空気が流れており、さながら地方に来たような錯覚をさせる不思議な銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 池袋
経路 西巣鴨方面
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 酒屋、マンション
壁画・眺望 水車のタイル絵
統一感 なし
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 無機質
シャワーの出 勢いがあるが湯量が微妙
浴槽の種類 薬湯、水風呂、バイブラ、ボディージェット、ハイパージェット
サウナ この日の男湯はなし(男女の浴室が週替わり)
温度 41℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 大人しい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(たぶん50円)
備え付け なし

◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者ばかり


【案内】

住所
〒170-0012
豊島区上池袋2−10−6

アクセス
山手線「池袋」駅下車、徒歩8分

休日
土曜

営業時間
平日15:30−21:30(最終受付20:30)、日曜・祝日15:30−21:00(最終受付20:00)

※東京銭湯ホームページ転載

光徳湯(東京・東武練馬)

2025-01-25 07:58:00 | 銭湯
#光徳湯






東武東上線
#東武練馬駅

▲東武練馬駅

▲東武練馬は池袋から7駅目のところ


▲北口改札口

▲北口を出たら

▲右にむいてイオンを目指す

▲イオンの手前まで来たら


▲ひだりに進む


▲しばらくまっすぐ




▲ここでストップ

▲右の横断歩道を渡る

▲横断歩道を渡ったらこの道をすすみ


▲十字路で止まり

▲左折する

▲少し進むと

▲左に光徳湯がみえてくる


▲炭酸風呂、新規導入!日本でも希少な炭酸泉を再現しました、という。再現ということは天然の炭酸泉しか知られていない時代の話だろうか…


▲到着


中に入ると、下足箱に靴を入れたら目の前に横長のロビーがある。
テーブルの上が散乱していて、ちょっと片づいていない様子。奥の壁には格闘技の選手のものなのかサインがいくつか飾ってあった。
左に進むとフロントがあり、座るのは70代ぐらいの白髪の女性。
「はーい。いらっしゃいませー」
と親しげでざっくばらんとした話し方をしていた。
「貸しタオルありますか?」と聞くと「はーい、はーい、ありますよー」と出してくれる。
男湯は右側で、女湯は左側。

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


のれんをくぐると、やや広めの空間で、真ん中と右壁のところにロッカーがある。右壁には縦長と真四角のロッカーがあり、好きな方を選ぶことができる。
全体を見渡すと壁紙がすごく綺麗で、つい最近になってリフォームしたのかもしれない。綺麗なのだが、ただここも心なしか雑然とした雰囲気があった。
間仕切り壁の上には古い柱時計や、脱衣場の片隅にはかなり古いマッサージチェアが置いてある。少し新しめだが皮がボロボロのマッサージチェアは反対側に置いてあった。
ここで珍しいと思ったのは、トイレの扉が観音扉だったことだ。空間の制約でそうなってしまったのか。鍵をどうかけていいのか分からなかった。
それと脱衣場の電気がついておらず、かなり薄暗かった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらはたぶん女湯


浴室に入ると、東京では珍しく浴槽が奥ではなく左側に並んでいる。
カランは、島カランと右壁のところに並び、すべてハンドシャワーでハンドルで押すスーパー銭湯タイプ。シャワーのでている時間は比較的長いので快適だった。シャワーの出は場所によっては勢いが良すぎるのもあって少し痛かったが基本的に使いやすい。椅子もはじめから置いてあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽を左手前から見ていくと、最初にあるのは深浴槽の階段状になった湯船。そこの一番高いところが足湯、次が腰掛け湯、一番下の奥端っこが電気風呂と階段の深さに応じて命名されていた。
電気風呂のところはかなり微弱で刺激が弱すぎた。
この深浴槽は温度が45℃ほど。最初に入るにはキツく感じるだろう。
次の隣が浅浴槽で、寝湯が2つ、座湯が2つと続く。さらにもうひとつ奥のところは深浴槽で、ハイパージェットがこちらも2つ。すべて42℃ほどだった。
その隣に表の看板に表記されていた炭酸泉がある。全国的に数少ない炭酸泉を導入しましたと書いてあったので、かなり昔に導入したものと推察される。
濃度は正直そんなに濃いとは感じなかったが、それなりに気泡は認められた。温度はたぶん39℃ぐらいか。
そして一番奥に水風呂がある。
手を入れてみたところ20℃ほどぐらいとかなりぬるめ。正月明けの3日に訪れたのだが、外気は十分寒かったので、そのまま水を入れただけのほうが冷たいはずだ。ということは、わざわざこの水温なのだろうか。
そして浴室の右奥にサウナがあった。思ったより広くて10人ぐらいは入れるかも。その隣に立ちシャワーがある。
湯船に関して付け加えると、パイウォーターというのを使っている湯船だという。解説がなくてなんなんだろうと検索してみると、鉄イオンとミネラルを媒介して作る水らしい。が、いまいちよく分からなかった。ここお店に来て初めて知ったので、おそらくあまり普及しなかったのかもしれない。


出典:東京銭湯ホームページ引用


全体を見渡すと壁絵などはなかったものの、左右の壁は緑色のラインがひかれ、縁の部分は黄色のラインがひかれるなどささやかな装飾があった。天井は低く、マンション銭湯の宿命だろう。
客層はほぼ高齢者だったが、常連客同士の挨拶しあう姿はみられなかった。
光徳湯を出るときに、いかにも格闘技をやってそうな3人組の若い人たちとすれ違った。こうした人たちも来るところのようだ。
いまとなってはかなり古い銭湯だけれども、昭和の痕跡を残しつつ設備が充実しているユニークな銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 東武練馬
経路 徳丸商店街を歩く
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう(脱衣場は暗い)

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがありすぎる
浴槽の種類 電気風呂、寝湯、座湯、ハイパージェット、炭酸泉、水風呂
サウナ あり
温度 42~45℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 マイペース
清潔さ きれい
貸しタオル あり(30円)
備え付け あり

◆人
受付 70代の女性
客層 高齢者がメイン


【案内】

住所
〒175-0083
板橋区徳丸3−11−16

電話番号
03-3933-8740

アクセス
東武東上線「東武練馬」駅下車、徒歩6分

休日
不定休

営業時間15:00−23:00
日曜は8:30から営業

※東京銭湯ホームページ転載

RAKU SPA BAY 横浜(横浜・東神奈川)

2025-01-18 18:26:00 | スーパー銭湯
#RAKU SPA BAY 横浜




京急本線
#東神奈川駅

▲京急東神奈川駅

▲少し前まで仲木戸駅を名乗っていた

▲改札口にむかい

▲振り返ったところ。送迎バスはここの階下にある

▲下に降りて(下にも改札口がある)、奥の左に進むと


▲左の建物が京急東神奈川駅で、右に高架線路がみえるが


▲高架線路の下に郵便ポストがある。この付近かちょっと先に


▲送迎バスが停車している


▲バスに揺られて海方面にすすみ(箱根駅伝はこの道を左右に走っている)


▲貨物線路を渡り


▲途中で右方面に瑞穂大橋があるので
それを渡ると


▲ラクスパがみえてくる


ちなみに東神奈川駅から先ほどの道をひたすらまっすぐ進むと、




▲瑞穂橋がある。この右隣には、スターダストとポールスターというBARがある。あぶない刑事のロケ地だったり、サザンオールスターズの「思い出のスターダスト」のモチーフになったお店だ






▲ポールスターの中の様子


▲瑞穂橋の左横に併設されているのが、瑞穂橋梁。日本初の溶接鉄道橋である





▲瑞穂橋の先には、横浜ノース・ドッグ米軍基地がある






▲寄り道をしてすみません




▲到着


入り口に入ると奥に靴箱があり、数はそれなりにあった。
左が入り口で、ゲートはそのまま入れるが、帰りのときは靴鍵のバーコードを読みとらせてゲートをあける必要がある。


フロントはちょうどすべて埋まっており、少しばかり待つことに。
壁には失踪した犬のポスターが張ってあって、スーパー銭湯でこうしたポスターがあるのは珍しいなと思いながらぼんやり眺めてたら、フロントが空いていたらしく、受付の女性が困惑した顔でこちらを見ていた。
対応してくれたのは二十代前半ぐらいの可愛らしい顔立ちの女性だ。
「初めてですか?」と聞かれたので「はい、そうです」と答えると、下駄箱の鍵を出してくださいと言われ、そのあとに簡単な説明してくれた。
浴室は三階で、リクライニングルームの二階や、休憩所の四階はエレベーターで移動できないので階段を使ってほしいと言われる。
タオルや館内着はフロントの斜め後ろ(エレベーターの横)にあり、「他になにか分からないことはありますか?」と聞かれたので、「ないです」と答えた。


タオルを手にしてエレベーターで三階へと進むと、右が女湯で左が男湯。
脱衣場では受付で渡されたバンドの数字を確認して該当するロッカーをみつける必要がある。ロッカーの幅は狭く、荷物がある人はかなり使い勝手が悪いのはではないかと感じた。
服を脱いで奥に進むと、困惑する場面に遭遇する。奥の左側にはドレッサーが並ぶが、右側に出入り口があった。
最初は方向を間違えてしまったのかと思ったが、ドレッサーと出入り口のあいだに浴室へと進む通路がある。
なんとも紛らわしい構造だ。


浴室に入ると、浴室内はラグジュアリー感ある重厚的な作りで、左側には立ちシャワーと通常のカランが奥にかけて並んでいた。
仕切り板はスケルトンタイプで、隣に人が座るとすぐに分かる。テーマカラーは細部まで突き詰められていて、非常に洗練された空間だった。
シャワーはスーパー銭湯なので勢いがあるが、自動で止まる間隔が少し短いために何度もハンドルを下ろさなければならない。
カランの対面にある右側のスペースには、休憩用の椅子が定間隔で並び、ここで休憩することができる。


そこから奥へと進むと、正面には横長の内風呂があった。10人前後は入れそうな広さで、薬湯仕様。この日はヒアルロン酸が入った青い薬湯だった。
スーパー銭湯だと基本はぬるめの傾向であるが、ここは42℃ほど。なのでやや熱いと感じた。しかし訪れたのが年末の大晦日だったので、寒い時期にはもってこいの塩梅である。


そこから右に目を向けると、水風呂がある。高く設置された深めの作りで、水温は16℃ぐらいだった。スーパー銭湯にしてはけっこう冷たいと感じた。
再び正面を向くと、右側に通路が2つあり、その通路の右方面にはアカスリと高温サウナが並んでいる。
左方面の通路奥が半露天風呂だった。完全露天風呂ではなく屋根と壁があるが、外気が取り込まれている。
ここの通路の扉が開けっ放しで、自然と浴室全体が寒かった。


最初にサウナに入ると、水風呂の横に置かれたマットを手にして扉をあければ、スーパー銭湯のサウナにしては少し狭いなと感じる。
10人も入ればいっぱいになるスペース。それとテレビは設置されておらず、とても静かだった。個人的にはサウナにテレビがないほうがいい。
温度はやはり昨今のサウナブームを念頭にしてなのか、高温サウナの名のとおりかなり熱い。ただ、乾燥しすぎず、バランスはちゃんとしている。オートロウリュ機能も備えていた。


先ほどの半露天に進むと、こちらも横長の浴槽で、さきほどの内風呂より若干大きいサイズ。
濃い黄土色をたたえており、すぐに塩化物泉とわかった。温度は40℃ほどで、半露天のため低めの温度だ。
正面が格子になっていて、風の通り道にもなっている。
眺めは素晴らしく、右を見ればみなとみらい、左を見ればベイブリッジが目に飛び込む。
ここまで横浜の絶景を一望できるところは、なかなかないだろう
湯船の手前に外気浴の椅子が4つ並び、そこからも眺めを楽しむことができた。

▲四階にあるテラスで撮影した写真。右側がみなとみらい。夜景ならもっと綺麗にみえるだろう


▲左側にベイブリッジ




眺めは文句なく素晴らしいが、浴室の設備はこれだけ。(施設全体では、テラスのほかに漫画が読める休憩所やコワーキングスペース、食事処とそれなりに揃っている)
浴室の広さはそれなりにあるものの、浴室設備に関してはふつうの銭湯にも負けているぐらいだ。
温泉の質は高いが、かなりランニングコストを落としている印象である。
建物内がやや分かりづらいのも不満。脱衣場に入ったときにもう一つ奥に出入り口があったが、こちらを出ると食事処やコワーキングスペースがある。そして階段はここから移動する。
最初はエレベーター横にある階段で移動するかと思っていたら、その階段が閉ざされていたので迷ってしまった。


客層は若い人が目立つが、高齢者や親子連れなどもおり、かなり幅広い。
混雑はほとんど感じず、そのあたりでは快適に過ごすことができた。


建物にはINSPA横浜の看板があるが、元々INSPA横浜が運営していた温浴施設を極楽湯が買い取り直営化しているようである。
なので12月に開業したばかりとはいえ、実態は運営権を引き継いだだけ。扉の塗装が剥げていたりと老朽した部分はそのまま残っていた。
今後さらに改装するか分からないが、INSPAの設備を借りて運営しているので拡張はほぼ難しいだろう。
周りには高層マンションがあるだけで他の目的で訪れる場所はなく、立地も含めて色々と中途半端さが目立った。
ここから発展できるのか分からないが、なかなか盛り上げるのは難しいと感じさせるスーパー銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 東神奈川
経路 送迎バス
周辺の環境 コットンハーバー、高層マンション、米軍基地

●空間演出
建物外観 INSPA横浜
壁画・眺望 みなとみらいやベイブリッジ
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 各種ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 シャワーの出はいいが、時間短い
浴槽の種類 薬湯、塩化物泉
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(料金込み)
備え付け あり

◆人
受付 20代の女性
客層 幅広い客層


【案内】

料金

平日 :大人1,540円 子供790円
土日祝:大人1,980円 子供990円 

※大人の土日祝は入湯税が別途100円(税抜)発生致します。
※子供の入館は小学生以上となります。
※タオルセット・館内着付き
※各種アメニティあり

営業時間・営業期間

10:00~23:00(最終入館22:00)
<BAYSIDE Dining 楽>
11:00~22:00(LO21:30)
<Terrace&Cafe BARAKU>
11:00~22:30(LO22:00)
<ボディケア ナチュラ・あかすり 美々>
11:00~22:00(最終受付21:00)
<ビューティーサロン Ciel de ciel>
11:00~21:00(最終受付20:00)

休業日

無休
(年数回メンテナンス休業あり)

電話

045-548-4526

住所

神奈川県横浜市神奈川区山内町15-2

交通アクセス

東神奈川ICより約5分。国道15号「神奈川2丁目」交差点を瑞穂埠頭方面へ。2つ目の信号を「千岩町2丁目」を右折。
横浜駅・みなとみらい方面・JR東神奈川駅、京急東神奈川駅方面より無料送迎バスあり(約5分)
横浜駅西口より無料送迎バス約10分

※ニフティ温泉ホームページ転載

湯ーとぴあくま乃ゆ(東京・志村坂上)

2025-01-11 11:38:00 | 銭湯
#湯ーとぴあくま乃ゆ




都営三田線
#志村坂上

▲志村坂上


▲ここは巣鴨駅から6駅目のところ

 
▲改札口

▲地図でみると右斜め下のところに、くま乃ゆがある


▲A4出口をめざす


▲出たところ


▲左にまわり八百屋さんを過ぎて

▲ここをさらに左


▲くだもの屋さんのところに向かって真っ直ぐすすむ





▲右手にスーパーがみえてきたら

▲一度ひだりの横断歩道をわたり

▲ふたたび直進

▲道なりに歩くと


▲左側に湯ーとぴあくま乃ゆがみえてくる。元々は熊野湯という屋号のところだったようだ


▲開店前に並ぶのは高齢の女性たち


▲到着


到着すると、入り口の周りには高齢者たちが集まり、顔をあわせると女子中学生たちのようにお互いに両手を振って挨拶を交わしていた。
開店時間は公式だと14時となっているが15分前に開店し、人がなだれ込む。
下駄箱は入り口の左右にあるが、とにかく狭いので2、3人が揃うだけで窮屈になった。
中に入ると、目の前にフロントがあり、座るのは60代ぐらいの女性。お化粧をしっかりしてて、あまり客には媚びを売らない毅然としたタイプの人だった。
ちょうど自分のときは女湯に入る女性に声をかけていて、「お金払った?」と問いただしているところだった。
帰りの時は菓子パンらしきものを食べながら接客していた。
「貸しタオルありますか?」と聞くと、「はい」と出してくれて、「貸しタオルはいくらですか?」と聞くと「無料です」とこたえてくれた。
フロント前の左側(つまり入り口の壁を隔てた左側)には休憩所があり、奥にはテレビが設置してある。壁沿いを椅子が並び、背もたれ部分がステンレスなので、何となくバーにありそうな椅子の印象を抱く。テーマ不在で雑多感があるが、かといって片づけられていないわけでなく、懐かしい平成の頃の感性が充満した空間だった。
男湯は右側で、女湯は左側。

出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


のれんをくぐると、通路の奥にある脱衣場の目隠しになってるのはステンドグラスで、右側のところのくぼみのような空間にロッカーのスペースがある。
ここの壁にもテレビが設置されており、脱衣場の中には演歌が流れているが、テレビの音と重なっていた。
テレビの前にはマッサージチェアがある。試さなかったが、無料で使えるという口コミがあった。
入り口の左奥には洗面台があるが、ドライヤーのコイン投入口が壊れているらしく、綿棒の空のケースにお金を入れてくださいと書かれてあった。
所々には観葉植物が置かれ、店主の趣味というか感性がそのまま投影されている空間だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室に入ると、この時は年末に訪れたのだがけっこう寒い。上をみると一部窓が開いていた。個人的には、寒い浴室は大歓迎。というのも室内が冷えていれば、そこで外気浴ができるからだ。
浴室自体はそれほどこだわった作りにはなっておらず、標準的な作り。
カランは真ん中に島カランがあり、左右にも並ぶ。手前左側には、立ちシャワーが一つあった。
立ちシャワーは、お湯と水のハンドルがあるもののお湯は出ず、水のみ。
右の手前にはサウナがあって、追加料金は250円の模様。なのでサウナ込みになると、800円になる。6人が入れる程度の広さだが、これも一般の銭湯では標準的な大きさだろう。
別途料金だからタオルがないと入ってはいけないと書かれてあった。
カランのシャワーは安定せず、ふつうの出のときもあれば少量しかでないときもあり、ややストレスだった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽は奥にあって、L字に並ぶ。
左から見ていくと、最初の左端は一人用で、深浴槽の座湯。
温度は43℃ぐらいだった。
そこから右側はすべて浅浴槽で、バイブラ、ボディジェット、電気風呂と並んでいた。こちらも43℃ほどと適温。
最後の右の手前にせり出しているのが水風呂で、こちらは詰めれば4人は入れるかなという広さだ。
水温は18℃前後ぐらいだった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


壁絵は、宇宙を描いたもので、奥に土星、手前に大きく木星がタイルチップ絵で表現されている。
伝統に縛られない自由な精神を感じさせるモチーフだ。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯


客層は全員高齢者で、顔見知りが多いらしく、せわしく挨拶を交わしていた。
店主から客も含めてフラットな関係で、銭湯のあるべき姿をみせてくれる場所という印象だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 志村坂上
経路 城山通りを歩く
周辺の環境 コナズ珈琲、三徳

●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 宇宙のチップタイル絵
統一感 あると言えばある
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 独特の雰囲気
シャワーの出 安定しない
浴槽の種類 座湯、バイブラ、ボディジェット、電気風呂、水風呂
サウナ あり
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 マイペース
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者ばかり


【案内】

住所
〒174-0056
板橋区志村1−32−20

電話番号
03-3960-5861

アクセス
都営三田線「志村坂上」駅下車、徒歩5分

休日
水曜

営業時間
14:00−23:30

※東京銭湯ホームページ転載