銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

港区立公衆浴場ふれあいの湯(東京・浜松町)

2018-09-01 07:00:10 | 銭湯



JR浜松町駅からオフィス街を歩いて10分ほどのところに「ふれあいの湯」がある。
その名のとおり極めて狭く、肌がふれ合うこと必至の銭湯だった。





▲浜松町駅


▲田町方面へ歩く






▲右に曲がったところ


▲まっすぐ








▲交番があるところを左折




▲大通りの横断歩道を右に渡って


▲渡ったところ


▲あとはまっすぐ行けば






▲到着


入り口ののれんをくぐると左側に自販機が2つあり、チケットは大人と子どもの2種類のみ。
右側に下足箱があったが、多くの靴が履き捨てられていた。入り口目の前にフロント。50代後半ぐらいの女性が座っており、話すトーンは低く、元気のない様子。


ここはいかにもビル型銭湯らしく二階が女性、三階が男性、そして四階が休憩室と階ごとに分かれている。
そのため階段かエレベーターで上下移動する必要がある。

▲こんな感じ


階段を上って三階にたどり着き、男湯ののれんをくぐるとかなり狭い脱衣場。横長で入って左手に洗面台と浴室入り口。右側にロッカーがあるが、めちゃくちゃ狭い。そのため周囲の人たちに気を使いながら脱ぐ必要がある。


浴室の扉を開けると、こちらと負けじと狭い。
一般的な銭湯の洗い場を半分にして、カランと浴槽を配置したような狭さだ。しかも天井もかなり低いため、窮屈感が半端ない。
入って前後の壁にカランがあり、前方は立ちシャワー(といってもシャワーが剥き出しで付いてるだけ)と3つのカラン。後方は4つ。
そして右奥に浴槽がある配置だ。


カランはスーパー銭湯にあるレバーを押すと一定時間出て止まるタイプ。温度調節ができるので、そのあたりは便利である。


それと浴槽は、一つだけで一カ所のみジェットバスがついている。温度は、43℃ほど(もしかすると44℃ぐらい)。
若い入浴客が足を入れて「熱いアツい!無理。入れない!」と叫んでいたが、たしかに不慣れな人は入れないかもしれない。
区立公衆浴場の看板を掲げているので、もう少し無難な温度かと思っていたが、意外と攻めた温度設定で驚いた。


それとこういうビル銭だとなかなかない壁絵もちゃんとある。ただしペンキ絵ではなくフィルムを張り付けた近代的な絵ではあるが。


客層は、高齢者、若者、中年と狭い銭湯なのに常にバランスが取れていた。それとランナーが多いのかランナー向けの注意書きもある。
入浴客は常時8割以上が埋まっていて、回転率も高い。それとなぜか家族連れが多く、オフィス街のど真ん中という場所だけに、色々と不思議な銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 浜松町
経路 オフィス街を歩く
周辺の環境 オフィス街

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 レインボーブリッジ?と船
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 四階(血圧計やマンガ、テレビも置いてある。トイレも実質ここにしかない)
脱衣所 狭い。足下が濡れている
シャワーの出 ふつうだが、使い勝手はよい
浴槽の種類 白湯とジェットバス
サウナ なし
温度 44℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 元気がない
清潔さ きれい
貸しタオル なし(手ぶらセット120円)
備え付け あり

◆人
受付 50代ぐらいの女性
客層 高齢者、中年、若者


【案内】

住所
〒105-0014
港区芝2−2−18

電話番号
03-5442-2639

アクセス
山手線「浜松町」駅下車、徒歩5分

休日
月曜

営業時間
15:00−23:00、
日・祝日は14:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載