お盆をはさんでの10日ばかりの夏休み。
例年は東京の母校の図書館で好きな本を読んで過ごすのが慣例だった。
快適な読書用のエントランスがあって、一日中過ごすことができる。
学生会館で昼食などを買い込んで、図書館のエントランスでコーヒーを飲みながら読書でのんびり過ごす。
これを「図書館リゾート」と呼んでいて、毎年夏休みの恒例行事になっていた。
最近は介護家族ができたりで行けなくなってしまった。
またいつか再開できるだろうと思っている。
今年も夏は「晴耕雨読」ならぬ「晴釣雨読」で凄そうと考えている。
釣りの計画は早くから決めている。
読書のほうは、やはり「日本書紀」と「哲学」研究をやりたいと思う。
「日本書紀」では「天孫降臨」と「神武天皇」の虚実を調べてみたい。
日本書紀には矛盾する記述が多く、歴史歪曲、隠蔽の疑いが濃い。
そこのところを調べたいと思う。
「哲学」では「西洋思想史」と「東洋哲学」。それとニーチェ、キルケゴールが面白い。
普段は仕事に追われてゆっくり読書をする暇がないので、夏休みは涼しい部屋で読書三昧を楽しみたいと「思っている」
「思っている」ので、実際はどうなるかは分からない。
釣りに出て遊び呆けてしまうかもしれない。
この「不確定性」が夏休みの醍醐味であり「自由気儘に」何をやって過ごしてもいい、というのが夏休みの楽しいところだ。
計画なんぞは有って無いようなもの。
はっきりしているのは「仕事がない」ということだけ。
どんな夏休みになるかなあ。終わってみないとわからない。