音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

龍笛の為の~敦盛・青葉の笛  城山如水作曲

2016年05月15日 | しの笛


一ノ谷の合戦のおり、須磨浦で 源氏の武将、熊谷直実に討ち取られた平敦盛。

笛の名手として知られ、若干十七才で生涯を閉じた 平家の若き公達。

その下りは平家物語「敦盛最後」の段で切々と語られる。

敦盛の首塚が、須磨の須磨寺にある。

数年前、早春のころ敦盛塚を訪ねて 墓前にしの笛演奏を奉納した。

敦盛所持の笛は「青葉」あるいは「小枝」と呼ばれる龍笛と伝承されている。

演奏会では
「龍笛の為の~敦盛・青葉の笛(城山如水作曲)」をよく演奏する。

源平の動乱に押し流され、笛を剣に持ち替えねばならなかった、若き武将の慟哭の歌だ。

義経に寄せる
「風の音~薄墨、静恋想(城山如水作曲)」

敦盛に寄せる
「龍笛の為の~敦盛・青葉の笛(城山如水作曲)」は演奏会ではしばしば採りあげる曲目。



5月15日(日)14:00~15:30 <姫路市中央市民センター>での

しの笛の調べ~白鷺の城下町<2016 > にて、シンセと共に演奏の予定です。
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=265431

播州城山流 <しの笛 風の音>
http://sinobue.blog.so-net.ne.jp





最新の画像もっと見る

コメントを投稿