音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

原子力委員会、原子力安全・保安院の 滑稽 と ピンボケ

2011年10月20日 | マイフェイバリット・ソング
原発の安全について、委員会でさまざまな取りまとめが行われている。

5000年に一度の津波に対する安全策とか、30kmに非難域を広げるとか。

まったく何をやってるんだろうなあと笑わずにはいられない。ちゃんちゃらおかしい。

あいかわらずピンボケの議論をやっているんだなあと、滑稽に見えてしまう。

原発の安全問題はそんななところにあるのではない。

政府の原子力委員会は何もわかってないんだなあと、いまさらながらに思う。

原発の安全性の根本問題は核燃料廃棄物の最終処理なのだ。

これができないままに原発を稼動することは、トイレのない家に住み続けて汚物を垂れ流し続けることと同じなのだ。

この事態は将来、地球全体を放射能で汚染することになる。

この単純な構造、明瞭な問題に蓋をして原発を稼動しようとするのは、全く国民を馬鹿にしている。

いわば、世界的な最大の公害といえる核燃料廃棄物を垂れ流しにすることは、凶悪犯罪ともいえると思う。

福島原発の事故についても、電力会社と政府原子力関連委員会との馴れ合いを、刑事告発するべきではないかと思うのだが。

そして、この馴れ合い構造はすべての電力会社において検証されるべき案件だと思われる。

報道番組では、原発には巨大原発利権が存在するとよく言われている。

電力会社と政府委員会との間の天下りと馴れ合い、電力会社と原子力村の金の流れなど。そういった実態が有るのか無いのか。

また政府委員会の委員構成も、原発反対派は3割にしているので、結果はすでに決まっている・・・などなど。ここに電力会社の圧力が有るのか無いのか。

国民は何も分からない。電力会社は一切公表しないから、国民は自然、電力会社と原子力村、政府、に対して妖しげな霧を感じている。

ここはマスコミ、マスメディア、ジャーナリズムによる鋭い切り込みと検証に期待したい。

そして厳正な第三者委員会による検証に大いに期待したいと思う。


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