音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

憲法改正・国防軍より 一票の格差解消を

2013年04月27日 | 日常雑感

靖国参拝で国際的非難の的になっている総理と閣僚と政府を見ていると、軍国主義の亡霊が降りてきて、何か悪霊にでも取り憑かれているように見えてしようがない。

なぜかというと、総理と内閣閣僚の行動はどう見ても正気ではないと見えるからだ。

夏の国政選挙で「憲法改正」と「国防軍」の設置を争点にするという。

どう見ても正気じゃない。

一票の格差が違憲状態の選挙で、「憲法改正」に係わることを争点にしても、選挙自体が無効となるのは明らかだ。

なおかつ違憲状態の選挙で選出された議員で構成される国会が無効なのも当然のことだ。

総理と内閣がまず第一にやらなければならないことは、「憲法改正」でもなければ「国防軍」の設置でもない。「違憲でない一票の格差の解消」であり「憲法違反でない選挙制度」の制定だ。

この公正な選挙制度で選ばれた国会議員で構成された国会が、はじめて「憲法改正」「憲法9条の改正」を口にすることができる。

この手順もふまずに闇雲に「憲法改正」「9条改正」を掲げるのはなぜだろう。

それだからこそ、今の総理と内閣・政府は軍国主義の亡霊に取り憑かれて正気を失っているように見えるのだ。

ここからは亡霊に取り憑かれたように見える首相と内閣に対する、自分の推論だが。

政府閣僚達が「靖国神社参拝」を行うと、中国・韓国・東南アジア諸国の猛反発を買うことはわかっている。
ことに中国は日本に対して強行姿勢に出ることは予想された。
そこで、国難意識を煽って、「自衛隊を国防軍」に。その為には「憲法改正」が必要という気分を国民に植え付けるために、わざわざ「靖国参拝」を「計画」したのではないかと考えられる。

これは夏の国政選挙で「憲法改正」を争点にするための布石であろうと推測される。

そして憲法改正、自衛隊を国防軍に、靖国神社参拝で国家神道を復活させて、軍国主義へ逆行する、というシナリオが想像される。

これは私の推測にすぎないので。総理や内閣・政府がそんなことを考えるはずがありませんよね。

「美しい国、日本」「強い日本をとりもどす」と叫ぶ「強い日本」とは、まさか「軍隊」を持った「軍国主義・日本」の復活ではありませんよね。
大日本帝国・大本営の復活ではありませんよね。

首相や内閣が、「違憲選挙制度」と「一票の格差」も解消せずに、そんなこと考えるはずがありませんよね。

玉砕した軍国主義の亡霊に取り憑かれないように、くれぐれも御注意して下さいね。





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