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先日は夕刻から弁当を持って蛍を見に行ってきました。
最近は蛍を見に来るファミリーやカップルも増えて、幻想的な光を楽しんでいます。
「もの思へばさわの蛍も我が身よりあくがれ出ずる魂かとぞ見る」・・・と歌ったのは和泉式部。
姫路の書写山に性空を訪ねて絶唱を止めた、この王朝歌人は姫路、播磨にもゆかりが深い。
蛍の幻想的な光は、おそらく世界で一番美しい光だろうと思っている。
蛍の季節の「しの笛演奏会」も風情があった。
越知川の源流に近い「新田ふるさと村」での蛍鑑賞会で演奏したのが、
「越知川蛍宵(城山如水作曲)」
演奏会が終わっての帰り、越知川沿いは蛍が明滅しながら飛び交って幻想の世界だった。
この季節「播州城山流しの笛」の各教室では蛍の曲をよくお稽古する。
「越知川蛍宵」もそのひとつ。
この曲は「風の音~神河(城山如水作曲)」の中の一曲。
「音の葉(城山如水作曲)」にも挿入している。
<播州城山流しの笛(篠笛)教室>
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=234041
播州城山流<しの笛 風の音>
http://sinobue.blog.so-net.ne.jp
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