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第1、3水曜日の夕方は姫路リバーシティーの姫路カルチャーセンターにて
「ポピュラー&ジャズ、ジョイフル・ピアノ教室」
このクラスは大人の生徒さんが多い。
年配の主婦の方から若いOLさんまで、男女様々な年齢層の生徒さんが、
ピアノの練習を楽しんでいる。
このクラスは個人レッスンなので、生徒さんによって進度もまちまちだし、
ポピュラーありジャズありで、弾いている曲もそれぞれに違う。
それぞれの生徒さんの好きなジャンルに合わせて、レッスンをしている。
ピアノの楽しみ方はクラシックだけに限らない。
抒情歌、唱歌、歌謡曲、ポピュラー、ジャズ・・・ピアノで楽しめる曲は無限だ。
ビル・エヴァンスの「枯葉」のコピー譜を弾いてきた生徒さんがいた。
「枯葉」はジャズの定番で、名盤・名演奏・極めつけ、というのに事欠かない曲だ。
ビル・エヴェンスの演奏も、一つの極めつけと言える。
白人ジャズの巨人と言ってよい存在だからだ。
ジャズと言えば黒人の音楽、というイメージを打ち破った一人が、ビル・エヴァンスだろうから。
生徒さんが弾いて来た、ビル・エヴァンスの「枯葉」のコピー譜で、ビル・エヴァンスのインプロヴィゼーションの手法をわずかながら解説してあげた。
ビル・エヴァンスのインプロヴィゼーションは、ジャズの技法として参考になる所が多い。
4thビルド~4度重ねの和音などがモダンな響きを創り出していたりする。
9、11、13thといった高いテンションのみによるアドリブフレーズが、所により、無調的であったり復調的であったりする趣があって、とてもモダンな感覚に溢れている。
有る意味、構成的であり、知的であり、無機的な部分も窺えて、今聞いても新鮮な感じがする。
ただ従来の黒人ジャズに親しんできた人達には、異質の白人的要素が感じられて、好き嫌いが別れるところだと思う。
自分はと言うと、やはり黒人のジャズピアニストの方が格段に好きだ。
それはともかく、生徒さんには要所要所で、ビル・エヴァンスらしい所を解説してあげた。
将来、自分のインプロヴィゼーションで弾く時には、参考になる事も多いと思う。
楽しい、ポピュラー&ジャズ・ジョイフルピアノ教室だった。
姫路カルチャーセンター<ポピュラー&ジャズ、ジョイフルピアノ教室>
第1、3水曜日 15:30~20:00 (30分個人レッスン)
姫路リバーシティー 3F
079-233-3350
見学・面談、随時受け付け
アンサンブル・ミューズ
http://museaoitori.blog.so-net.ne.jp/