しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

神戸は負けない―新型インフル

2009-05-18 22:48:00 | ノンジャンル
 神戸は負けませんよ。

 大震災も乗り越えたんです。
 市民がお互いに知恵を出し合い、助け合って。

 今度も知恵を出し合い、助け合って乗り越えます。

 神戸の市民はふだんはバラバラに見えますが、こういうときには不思議な連帯を示すんです。

 パニックなんかに陥ってはいませんよ、決して。

 ビールスがむしろ、人間よ、しっかりせい、と訴えているのだと受け止めて、わたしたちはいい方向へ向かって乗り越えます。

ゴールデンウィークのツケ―新型インフルエンザ

2009-05-17 22:40:00 | ノンジャンル
 うちのカミさんがね、言ってたんですよ。
 ゴールデンウィークが明けたら、新型インフルエンザの患者がどっとふえる、って。

 ぎょうさんの人が海外に遊びにいって、一気にワンサと帰ってくる。
 なんぼ水際作戦っていったって、そこで止められるわけがない。
 潜伏期間があるわけで、まだ症状の出てない人がスルスルすりぬけてくるって、そういうふうに言ってたんです。

 で、じっさいフタを開けてみたら、そのとおりになっちゃった。
 国内発生がわかった最初の高校ってのが、うちのごく近くなんですね。
 ああ、やっぱあ、そういうことなんか、っていう感じ、ね。

 高校生の患者さんは渡航歴がないということで、ということは、神戸市内なんかもうビールスがうじゃうじゃってわけですよね。

 ゴールデンウィークでさんざん外国で遊びまくって、まあ、そのツケが今に来た、ってことね、コクミン的な観点からいえば、これは。
 悪気はないけど、そういう人がビールスをいっぱい持って帰ってきた。
 何十人何百人ひょっとしたら何千人という運び屋ラッシュが起こってたわけ、いま振り返ると。

 どうせ、しゃあないことですけど。
 人間ちゅうのは、いずれにしてもそういうもので。

 おおかたが自分のことと目の前のことだけで動いちゃう。

豚インフルエンザ、大丈夫?

2009-04-27 01:13:00 | ノンジャンル
 豚インフルエンザの広がりが不気味ですね。
 麻生さんは、まだ豚インフルエンザの遺伝子が人間から人間に移る構造にはなっていないから、なおしばらく様子を見る、といってますが、大丈夫ですかねえ。

 メキシコから帰国したニュージランドの学生たちたくさんに陽性の結果が出たといってますよ。
 みんなが豚にさわったわけではないでしょう。
 友達から友達に感染したんじゃないですか。
 
 もともと首相はフンドシのゆるいおかたでしょう?
 経済だって、日本にはアメリカやヨーロッパほどの深刻さはないからまだまだ大丈夫と大見得を切ったものの、国際機関(IMF)が調査結果を発表したら、ダントツで日本が最低だったじゃないですか。

 そうなったらそうなったで、麻生さんは今度はヌケヌケと、いつオレがそんなこと言った? という顔をしてますけど。

 いろんなゴマかしのポーズをとりなはれ。
 市民は首相のバカさかげんを忘れません。

 しかし、ジョーダンではなく、豚インフルエンザは手遅れになるんじゃないですか。

 まあ、豚の場合は鳥よりはワクチンが早くできるかもしれませんけど。
 鳥の祖先は恐竜ですから、人類とは全然違う。
 豚は同じ哺乳類で、体の構成も意外に似てるんですよねえ。

大阪のオバチャン 1

2009-01-10 01:08:52 | ノンジャンル
 ぼくのママは大阪のオバチャンです。

 大阪のオバチャンはたいがい気が大きいことを自慢します。
 ぼくのママも「うちは男みたいに気が大きいんや」とよく言います。
 ぼくは気が小さいので、それを聞くたびに、おまえは男のくせにアカンなあ、と言われているみたいな気がして、ちょっとチンコがちぢみます。

 じっさい、そう言うだけあって、人間をこわがるようなようすはまったくありません。
 バスの中でも、電車の中でも、うどん屋に入っても、となりにいる人に気楽に話しかけます。

 自分が話しかけたらこの人はぜったいに喜ぶはずだ、と一点の曇りもなく信じているみたいです。
 唇の横に大きなホクロのある人に「そこにホクロのある人は、喋るん好きやいいますなあ」なんて、平気で言います。
 ぼくは心臓が止まる思いです。
 うどんが喉につまります。
 またチンコがちぢみます。

 けど、あれは気が大きいということではなくて、ズブトいということではないでしょうか。
 ことばに誤解があるんではないでしょうか。
 ママを見てると、どうも疑問が深まります。


希望

2009-01-09 09:30:16 | ノンジャンル
 地球規模で経済がむずかしくなっています。
 まだそれほど表面化していませんが、国と国との対立、民族と民族の対立も深刻になってくるかもしれません。
 第二次世界大戦はまさしくそのような背景で勃発しました。

 考えれば、将来は不穏です。
 最悪の場合には資源をめぐってに世界的な軍事衝突に進んでいくかもしれません。

 でもぼくは希望が欲しいですから、こんなことを考えるのです。
 
 それぞれの民族のなかで最も賢明な人はいまどんなことを考えているのだろうか、と。
 韓国なら韓国の民族、中国なら中国の民族、ロシアならロシアの民族、そのなかで最も道理をわきまえた人はいまどんなことを考えているのだろうか、と。
 北朝鮮にだって、明るい目を持った人はいるはずです。
 その人はどんなことを考えているのだろうか、と。

 その人は政治の中枢部にいる人とはかぎりません。
 経済の中枢部や文化の中枢部にいる人ともかぎりません。
 社会的にはまったく無名の人かもしれません。

 けれど、その人は自己の国のこと、民族のこと、そして人類全体のこと、世界全体のこと、宇宙のことを真剣に考えているだろうと思うのです。
 自分ひとりのことや、自分の民族や自分の国のことばかりを考えているのではないと思うのです。

 そしてそういう人がどの民族にも間違いなくいると思うのです。

 それが人間の不思議なことだし、すばらしいことだと思うんです。
 希望があるような気がするんです。

めでたくないけど、おめでとう

2009-01-05 02:14:54 | ノンジャンル
 おめでとうということに、正直いって微妙なしらじらしさを感じます。

 心に重いものを引きずりながら、社会の慣習に沿うことによって、ひとまず自分にも他人にもあまり大きな傷を負わせることなくこれで軽やかにだまし合えると、いわばこれでやわらかくだまし合ってそれで周りのみんなも気がそこそこ楽になると、そういう思いでおめでとうの挨拶を交わしたひとも多いでしょう。

 少々複雑な精神の構造ではありますが、まあ、そういう二重三重の気分が流れるところで、みなさん、まずは、おめでとうございます。
 苦闘の時代の潤滑油としての挨拶ですね。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 とりわけたったひとりでこのお正月を過ごされたかた、そのように孤独に寄り添いながら新年を迎えられたかたに、これは心を込めておめでとうを申し上げます。

 正真正銘おめでとうと心から言い合えるような賢こい国にこの日本列島をつくりかえていきましょう。
 小泉さんや竹中さんがむちゃくちゃにしてしまったこの国を。
 人を使い捨ての道具のように扱うこの国を。

死んだ友

2008-11-16 00:41:48 | ノンジャンル
 雨です。
 死んだ友だちのことを思い出します。
 若いころに詩を書いていた友だちです。

 「梅雨が来た」という詩がありました。
 ぼくは大好きになりました。
 どこもかしこもが微細な粒子でやわらかくけむっているそんな風景の作品でした。
 ひっそりとどこかで愛が交わされているそんな空気の作品でした。

 彼は詩人になると思っていました。

 やがて大学の先生になりました。
 シェークスピアを一冊訳して、それから二冊の専門書を書きました。
 あと数年で定年退職のはずでした。
 そしたら詩集を出すだろうと思っていました。

 けれどとつぜん死にました。

 詩集はとうとう出ませんでした。
 新しい論文の草稿はありました。
 でも詩の原稿はなかったそうです。

 雨です。
 死んだ友だちのことを思い出します。
 出されなかった詩集のことを思い出します。
 書かれなかった詩のことを思い出します。
 とてもたくさんの詩で満ちた分厚い詩集のことを思い出します。

寂しくならないでいたい

2008-11-15 22:46:49 | ノンジャンル
 「真実」を語るってことは、だれにでもできるんですよね、きっと。
 演技で語ることもできるし、本気で語ることもできる。

 でも、だれにでもできるっていうのは、ちょっと寂しいことのような気がするんです。

 だって、演技でも本気でも、ぼくには区別のつけようがないですから。
 そんなこと、ぼくには見抜きようがないですから。

 だから、「真実」を語ってくれるひとがもしぼくの前に現れるなら、やっぱりそのひとが本気のひとであってほしいな、と思うんですね。

 だまされるのがいやだとかいうことではなくて、できればあまり寂しくならないでいたいから。

その顔が気に食わん、退場だ

2008-05-18 19:52:22 | ノンジャンル
 ロッテ対オリックス戦(5月17日、千葉)の9回表に、オリックスのローズ選手が球審の秋村さんから退場処分を受けました。
 空振りの三振をしたさいに英語でなにごとかを怒鳴って、それが審判侮辱になったというのです。

 で、英語でどんな侮辱的なことを言ったのかというと、そこがどうもあいまいなままなのです。
 秋村さんはこういうふうに言いました。
 「ローズ選手が私に向かって何か叫んだ。何を叫んだか、英語だったから、私にはわからない。けれどそのときの顔が侮辱行為だと感じた」
 要するに、選手の顔が審判の気に食わなかったというわけです。

 まあ、ローズさんは、そんなに美男子とは言えないかもしれませんけど…。

 しかし巨人のラミレス選手なんか、試合に集中しているときの目つきが悪いですからねえ。
 パ・リーグだと、あの目で審判をにらんだら即退場ですね。
 ひょっとしたらバッターボックスに立っただけで「あなたは目つきがワルい。よって、タイジョウしてください」

 火曜日からセパの交流戦が始まります。
 パ・リーグの審判が球審をつとめるときは、ハンサムでない選手さん、ご注意。