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子供たちに成長障害―原発災害

2011-11-08 19:09:00 | 社会
 福島原発の放射能汚染地域では、はやくも子供たちの成長に障害が出始めているということです。
 屋外で十分な運動が行えないということが一つ、そして重い精神的なストレスに耐え続けているということが一つ、そのために成長に急ブレーキがかかっているのだそうです。
 身長や体重に数字の上でもはっきりとした影響が出てきているということです。
 「子供が以前ほどものを食べたいと言わなくなった」と語っている母親もいるのです。

 イギリスでは産業革命の時代に、子供たちまで生産活動に動員されて、その結果、年少者の間でも成長障害や疾病、事故死など不幸な出来事が相次ぎました。
 産業優先、金儲け優先、そこから来る人間性無視によって、子供たちに大きなひずみがかかっていく、その構造は昔も今も基本的には同じだといえるでしょう。

 東京電力のエリートたちは、そんな原則的なことはとうぜん大学で十分に学んでいるはずです。
 頭のなかでは、しっかりわかっているわけです。
 では、いま目の前で起こっているそんな子供たちの悲劇を、心ではどう思っているのでしょう。
 知りたいですね。

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