阪急電車神戸線の岡本駅かいわいは学生の町です。
とりわけカジュアルな装いの女子大生が目立ちます。
そんな通りに面した小さなビルの2階に喫茶ひとひがあります。
その喫茶店で能勢寛子さんの展覧会が開かれています。
家内と一緒に行ってきました。
タイトルは「おぎゃあ子」。
おぎゃあ子というのは、能勢さんオリジナルの手づくりの人形です。
ちょっとキカン気のような、場合によってはギャアギャア泣きわめくかもしれないような、けれどとても甘えん坊のような、だれよりも保護を求めているような、そんな形をした赤ん坊、ひょっとしたら少女、あるいは成人女性の心の中にも生きている永遠の幼女なのかもしれないような、そんな形の人形です。
いくつものおぎゃあ子たちが白い壁の高いところにぶら下がって、とてもご機嫌のごようすでした。
なかでも目を引いたのが、能勢さんが最近発表を続けているコケット・シリーズ(…と、ぼくは勝手に名づけています)の新作です。
火のように真っ赤な髪の毛、ふっくらとした顔立ち、長い切れ目、それからエロテックなアミタイツ…、色っぽくて、でもとてもかわいくて、ナイーブで。
なぜか、1920年代のパリの街を彩った、アール・デコ調のドゥミ・モンド(高級娼婦)を連想しました。
プルーストの小説に登場するあの豊麗なオデットみたいな(でも、オデットはまだアール・ヌーボーの女かな?)。
ところで、喫茶ひとひは少し変わったお店で、日本茶専門の喫茶店です。
日本茶にもこんなに種類があるのか、と驚きました。
家内はなんか、むずかしい名前のお茶とケーキを注文しましたが、ぼくは緑の色がとてもきれいな抹茶ぜんざいをいただきました。
このような店があるのも、岡本の空気です。
喫茶ひとひは、☎078.453.3637
能勢寛子展は4月25日(日)まで(19日は休み)。
24日午後6時半からはパフォーマンスも行われます。
とりわけカジュアルな装いの女子大生が目立ちます。
そんな通りに面した小さなビルの2階に喫茶ひとひがあります。
その喫茶店で能勢寛子さんの展覧会が開かれています。
家内と一緒に行ってきました。
タイトルは「おぎゃあ子」。
おぎゃあ子というのは、能勢さんオリジナルの手づくりの人形です。
ちょっとキカン気のような、場合によってはギャアギャア泣きわめくかもしれないような、けれどとても甘えん坊のような、だれよりも保護を求めているような、そんな形をした赤ん坊、ひょっとしたら少女、あるいは成人女性の心の中にも生きている永遠の幼女なのかもしれないような、そんな形の人形です。
いくつものおぎゃあ子たちが白い壁の高いところにぶら下がって、とてもご機嫌のごようすでした。
なかでも目を引いたのが、能勢さんが最近発表を続けているコケット・シリーズ(…と、ぼくは勝手に名づけています)の新作です。
火のように真っ赤な髪の毛、ふっくらとした顔立ち、長い切れ目、それからエロテックなアミタイツ…、色っぽくて、でもとてもかわいくて、ナイーブで。
なぜか、1920年代のパリの街を彩った、アール・デコ調のドゥミ・モンド(高級娼婦)を連想しました。
プルーストの小説に登場するあの豊麗なオデットみたいな(でも、オデットはまだアール・ヌーボーの女かな?)。
ところで、喫茶ひとひは少し変わったお店で、日本茶専門の喫茶店です。
日本茶にもこんなに種類があるのか、と驚きました。
家内はなんか、むずかしい名前のお茶とケーキを注文しましたが、ぼくは緑の色がとてもきれいな抹茶ぜんざいをいただきました。
このような店があるのも、岡本の空気です。
喫茶ひとひは、☎078.453.3637
能勢寛子展は4月25日(日)まで(19日は休み)。
24日午後6時半からはパフォーマンスも行われます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます