長畑嘉子さんとその娘みどさんの愉快な画家母子展が神戸・三宮本通のギャラリーほりかわで12日まで開かれています。「オクマー展」とタイトルが付けられていますが、オクマーとは、みどさんがお母さんにつけたニックネームのようです。漢字混じりで書けば、お熊さん、ということになるのでしょうか。
まず2階のフロアのみどさんの展示室。色鮮やかなイラストスタイルの作品が華やかに並んでいます。時節がらサンタクロースやツリーの絵が目を惹きますが、トナカイ自身が楽しそうにソリに乗っていたり(となかいだってのりたいさ)、そのトナカイが天馬のような、天使のような翼をつけて飛んでいたりするのは(Big Big びっくり)、これはいかにもみどさんの発想です。ギャラリーのすぐ南では今ルミナリエのさなかですが、まさしく光の祭典に呼応するとっても明るい作品展です。
そして3階が母嘉子さんの展示会場。こちらは打って変わって清水の次郎長や遠山の金さんや勧進帳の弁慶が登場する大衆演劇の世界です。神戸の新開地がまだ元気だったころ、きっぷのいいスシ屋さんだったお父さんに連れていかれた芝居小屋の思い出が絵のもとになっているということです。あのころの新開地は、じっさい、いろんなものがゴチャゴチャと集まって、それだけにものすごい活気であふれていました。ぼくも船乗りだった父に連れられて、なんかトセイ者の芝居を見に行ったことがありますが、幕間でいきなりストリップショーが始まって、親子ともどもビックリしたのを覚えています(小学4年生くらいだったかなあ。でも内心ドキドキワクワク)。しかし、そのゴチャマゼ世界がこうして嘉子さんの絵のような底の深い作品に熟してくるんですから、やっぱり、新開地は永遠です。
(ギャラリーほりかわは電話078-332-4877。なお嘉子さんの画業はSplitterechonoの記事KOBECAT0006参照。http://www16.ocn.ne.jp/~kobecat/)
まず2階のフロアのみどさんの展示室。色鮮やかなイラストスタイルの作品が華やかに並んでいます。時節がらサンタクロースやツリーの絵が目を惹きますが、トナカイ自身が楽しそうにソリに乗っていたり(となかいだってのりたいさ)、そのトナカイが天馬のような、天使のような翼をつけて飛んでいたりするのは(Big Big びっくり)、これはいかにもみどさんの発想です。ギャラリーのすぐ南では今ルミナリエのさなかですが、まさしく光の祭典に呼応するとっても明るい作品展です。
そして3階が母嘉子さんの展示会場。こちらは打って変わって清水の次郎長や遠山の金さんや勧進帳の弁慶が登場する大衆演劇の世界です。神戸の新開地がまだ元気だったころ、きっぷのいいスシ屋さんだったお父さんに連れていかれた芝居小屋の思い出が絵のもとになっているということです。あのころの新開地は、じっさい、いろんなものがゴチャゴチャと集まって、それだけにものすごい活気であふれていました。ぼくも船乗りだった父に連れられて、なんかトセイ者の芝居を見に行ったことがありますが、幕間でいきなりストリップショーが始まって、親子ともどもビックリしたのを覚えています(小学4年生くらいだったかなあ。でも内心ドキドキワクワク)。しかし、そのゴチャマゼ世界がこうして嘉子さんの絵のような底の深い作品に熟してくるんですから、やっぱり、新開地は永遠です。
(ギャラリーほりかわは電話078-332-4877。なお嘉子さんの画業はSplitterechonoの記事KOBECAT0006参照。http://www16.ocn.ne.jp/~kobecat/)
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