中国が空母に於ける艦載機の離着艦訓練に成功した。ロシアのSu30のバッタモノでJ15と言う艦載機である。空母の離着艦訓練は常時行うことが前提となる。所有しているだけでは運用できない。映像を見る限りJ15はフリー状態での離着艦訓練であった。このSu30は8t近い武装が可能であるが、スキージャンプ方式の発艦装置ではそれだけの搭載はムリである。また、空母を中心とした機動部隊は護衛艦をはじめ後10余隻の艦船が必要となり、艦隊行動の訓練も必要となる。中国艦隊の艦隊運動、現時点では幼稚である。余談だが艦隊運動で世界一と言われているのが海上自衛隊である。艦隊運動は敵攻撃からの回避運動にも連動するし、防御陣の構成にも影響する。潜水艦攻撃の回避行動では絶対必要である。更に中国経済に陰りが見える今、某大なコストを必要とする空母機動艦隊の維持は可能であろうか?米海軍の場合機動部隊1個の維持に年間約1兆円ものコストを要している。
「どこが日本に攻撃する国が有ると言うのか」と叫んでいた、旧社会党の方々如何か可能性が非常に大きい国がここに「有る」が。社民党も今さらながらに自らの発言に責任を持ったらいかがか?国会での発言である。中国ならばこんな無責任な発言を全人代で行えば粛清されている。日本で良かったね。