離島奪還訓練を中止した民主党。米軍が不信感をもったようだ。中国に対して顔色を伺うより、同盟国の米国との約束をドタキャンする方が問題である。その当たりの物事の軽重が民主党には理解できない。岡田副総理が野田総理が許可したことを一方的に中止したようだが、これが本当なら大問題である。イオングループの中国での活動を危惧したと疑われても仕方がない。中国と事を構えないようにとの時期は既に終わった。日本が強行に出なければならない時期である。
いい子チャンでは外交はできない。ビスマルクの言うところの「右手で握手左手にダガー(両刃の短剣)」が外交のイロハである。日本は他国と戦争するにしても現在その経戦能力は心もとない。全力戦闘で3日分の弾薬の備蓄もない。この様な状況では米国を頼らざるを得ない。しかし日米安保の発動条件は日本が先に行動することとなっている。日本国内しか通用しないそれも狭い範囲でのみしか通用しない、この民主党の外交感覚には問題がある。無責任な外務省も石原新党が政権を握れば解体されるだろう。国民もそれを期待している。反論される前に、リメンバーパールハーバーとなったのはなぜか?駐在米大使館員が前日の歓送会で二日酔いで、本国から待機命令を懈怠したからだ。その職員の処分はない。今更ではあるが。少なくとも全員故人となっているのだから教科書に載せるべきだ。
このような外務省に言いくるめられて、何もできない民主党などに外交はムリだ。次期選挙で生き残れる民主党員は何人いるのだろうか?