紙風船では、年2回避難訓練をおこなっています。
2階にあるグループホーム「遊友荘」と合同でおこなうため、総勢25名位が参加。
今回は2階食堂部分から火災発生という設定。
メンバーは皆、押さない、駆けない、しゃべらない。
煙を吸い込まないように、姿勢を低くしてハンカチ(タオル)を口にあてて避難します。
その後、避難先の裏の公園で消火器の使用方法を教えてもらい、練習。
間近に見る消防車。
そうそう。余談ですが…
今回ちょっと感動(そんなことで、と言わないでください)したのは…
紙風船メンバー、自分のハンカチがあるからタオルの貸し出しが不要という方が多かったこと!!
ハンカチを持ち歩くことって、幼稚園や小学校の時以降は…実はあまり定着していないものです。
特に最近は衛生面において、ペーパータオルやハンドドライヤーが主流となり、「無くても困らない」のだそう…。
でも紙風船メンバーは、皆持ち歩くようにしています。
手を洗った後もそうですし、作業をして汗をかいた汗拭きのためでもあります。
今一度、子どもの頃を習慣を取り戻してもらっています。
いずみまさこ
もちろん今の僕は忘れずに持ち歩くに気を付けてますよ!
繰り返しおこなうことで、「持って行かなくては!」と強く意識し続けなくても…「当たり前のこと」「いつものこと」としてやりやすくなりますものね。
避難訓練のこの日、私も驚きました。
でも習慣となっていることに安心もできましたよ。